2020年5月14日木曜日

ちょっとちょっと、日経平均半値戻り達成しましたが
バリュエーション的にどうなの(;'∀')


本日13日の企業決算発表を受けて日経平均のEPSが853に低下。
12日が1092だったので、なんとこの1日で▼20%?!

EPS = 一株当たりの利益です。

株価 ÷ EPS =RPR(株価収益率)が計算できますが

20267 ÷ 853 =23.74 (´・ω`・)エッ? 23倍?!

4月頭には11倍まで低下していたのですが。。。

日経平均のPERが何倍が適正か、というのはいつの時代も
議論されることですが
少なくても2015年以降は概ね12~18倍程度で推移してきました。
そして足下でのこの上がり方・・・・。

PBRはまだ1を割り込んでいるのですが、、、、

ここから上を買う向きがあるでしょうか。
日経平均CFDを20112円で売ってみました。

今夜は米株も弱い。
パウエルFRB議長の講演が注目されましたが

P
パウエル議長:ウイルスの打撃は長期に、追加対応要する可能性も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-13/QA9TL1DWX2PS01
・近い将来のマイナス金利導入の可能性を一蹴

したようですがその後に 「for now」(現時点では)
と付け加えた、という報道もあり、
将来のマイナス金利の可能性は残されたとみる解説もあるようです。

ですから、今夜の米株の下落はマイナス金利の可能性後退、
というパウエル議長講演のせいということじゃなさそう。

気になるニュースはこれ。

米共和党上院議員、対中制裁法案を提示 新型コロナ巡り
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-usa-graham-idJPKBN22O3BA?il=0

「COVID─19責任法」

大統領に、資産凍結や渡航禁止、ビザ取り消し、中国企業への融資制限、中国企業の米証券取引所への上場禁止などの制裁を科す権限を与えるもの。

12日にもトランプ米大統領が、
連邦退職基金が中国株式に投じる約45億ドル(約4830億円)の
資金引き揚げを指示したというニュースがあったばかり。

中国への投資を絶つ方向に動いている、これが第1歩。

そして、米国にある中国共産党幹部らの資産凍結だとか
渡航禁止だとか、ビザ取り消しもあり得る?!

すでに米国に上場している中国企業はどうなるんでしょうね。

こうした米国の中国制裁への動きに対し
中国も報復に出るようです。

グローバルタイムズの編集長のTwitterアカウントが

「COVID-19に関する反中国訴訟の乱用に対抗するために、
北京はすでに米国議会の一部のメンバー、ミズーリ州、
および関連する個人や団体に対して必要な処罰措置を講じる準備をしている」
とtweetしており
中国も報復に出るだろうことが伺えます。。。

※グローバルタイムズというのはこれ。
https://www.globaltimes.cn/index.html

ということで、米中対立がいよいよ本格化し
マーケットがこちらに反応しているのではないかと思います。
テクニカル的にもよろしくないですね。

※米主要株価インデックス

ナスダックは年初寄り付き水準を回復したとたんに下落。
S&P500は綺麗に200EMAにハマ場れて反落。
ラッセル2000は半値戻し達成も、その上を攻められず反落。

割ときれいにテクニカルの節目を突破できずに
反落し始めたという感じ。

今週はアストロロジーの観点からも
金星逆行が始めるので警戒していた向きも多かったですが
SellinMayの格言、今年もやはり来るのか?!

だとすると、、、やっぱドル円下がると思うのよね。
ドルはじゃぶじゃぶだし、米債投資の魅力も薄れているし。

ドル/円相場は11日に謎の急上昇となりましたが
勢いはなくなって反落気味です。
とうことで、ドル円が下がるならクロス円も妙味あり。

通貨インデックス一覧からポンドが下がりそう、
好機を狙うとしていましたが、
今日ポンド円を131.83円でショート参戦しています。

カナダ円76.82円Sも継続です。

キウイでもよかったのかな。

13日NZ中央銀行RBNZは、政策金利を据え置いたものの
必要なら今後更なる利下げもあるとし、
マイナス金利も将来は選択肢に入る事を表明。

また、資産購入プログラムを600億NZドルに拡大。
別の資産の購入プログラムも行う事を示唆しています。

量的緩和強化に、マイナス金利を匂わせ。

ということで、キウイ下がりそうです。

さて、米国の債務拡大が凄まじい勢いとなっていますが
ゴールドと米国の債務の相関ってどうなってると思います?!

このところ持ち合いに入っている金相場ですが
あらゆる指標が今後の金高騰の可能性を示唆しています。

マーケットエッジ代表の小菅努氏に伺いました。
小菅氏独自の切り口とデータ-で見る金相場の今後。
必見です!是非ご覧ください。20分程度です。


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