2020年5月5日火曜日

比較的静かなGW中のマーケット。

3月のコロナショックで
すでにポジションの偏りが懸念される市場はほとんどないということか。
日本勢の休みを狙い撃ちするほど妙味のある市場はないようです。

4日、イタリアやフィンランド、米国の複数州が
ロックダウン措置を緩和する方針を表明したことで需要改善期待が
原油を押し上げており、これもセンチメント改善につながっています。

WTI原油価格は悪夢のマイナス40ドル示現となった瞬間は
当限と2番切りの鞘が45ドルにも広がりましたが💦
現在その価格差は1ドル強にまで縮小していますね。
(前回マイナス40ドルを付けた納会直前まで7ドル程度の鞘があった)

※WTI原油当限と2番限のスプレッド

5月19日の6月限納会までは気が抜けませんが…。

今夜の米指標も悪いですが、予想より良かったということで
マーケットは悪材料せず。

・4月米国 ISM非製造業景況指数 41.8(予想 37.5・前回 52.5)


為替市場は結局レンジに終始しており、苦戦中・・・・(;´д`)トホホ

ユーロロングも結局ロスカットです。

今日5日はドイツ連邦憲法裁判所が、ECBが各国の国債を買い入れる量的緩和政策が
一部違憲との判断を示したとの報道でユーロが乱高下。

ドイツ憲法裁、ECBのQEプログラムに修正命じる-3カ月以内に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-05/Q9UO77DWX2PT01
ドイツ何言ってんのよ、この時期に。

今はとにかく景気悪化を総出で食い止めないといけないのに・・・。
EUの財政政策も日本同様思い切りがないことが、
米欧の株価がイマイチ上昇が鈍い一因とみる向きも。

そこへ来てドイツはホント空気読まないですね💦

ただちにECBの量的緩和政策の転換を迫るものではありませんが
3か月以内の検証と修正を求めるものであり
投資家心理としては、何でも無制限に買う!とした米国と比較し
欧州銘柄は買いたくないと考えますよね💦

大胆な緩和政策に影響が出ると考えるなら、ユーロ売りではなく
ユーロの上昇圧力となりますが、
欧州株や欧州債券への投資が鈍ると考えれば
ユーロ買いが出ないということでユーロ下落とみることもできます。

ということで、ユーロなかなか方向が決まりません。
手を出すべからず、かな。

通貨インデックス一覧を見ると豪ドル以外全てがレンジ継続。
やりにくいですね・・・。


豪ドルですが今日5日は金融政策員会が開催されました。
事前の注目度も低く、現状維持政策発表後も大きな動きはなし。

豪中銀、政策金利を0.25%に維持-経済活動停止の影響見込む
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-05/Q9UD5TDWLU6B01

豪ドルドルを0.6438ドルでちょっとだけ買ってみました。
ドル円も下値支持線和割れでも下に走らないし
ユーロドルもブレイク失敗するし、最近のトレードはうまく行ってませんので
豪ドルLも自信がないですが(;´・ω・)

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