GW明けの7日㈭の東京市場、大きな波乱はなくしっかり。
日経平均 55.42円高の19674.77円
そして、今夜の米株も小動きながら上昇しており、しっかり。
明日出てくる雇用統計が、すさまじく悪いことは想定内か。
実体経済と資産価格の乖離は広がるばかりです。
米雇用統計、実体過小評価か 失業率23%も=ミネアポリス連銀総裁
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-fed-kashkari-idJPKBN22J23W
今夜は、米債券高(金利低下)金高、株高で
リスク資産の全てに資金が流入しており
3月のコロナショックでキャッシュ化されたものが
リスク資産に戻ってきているように感じます。
※GOLDと米10年債、2年債利回り 1時間足
とはいえ、VIX指数はまだ30を上回っているんですけどね。
ボラティリティは低下傾向ではありますが
30を超えた状態は決して平時とは言えないと思うのですが。
一部情報で韓国での海底弾道ミサイル発射したとか、
北朝鮮でSLBM・潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験に使う装備や、
搭載が可能な新型潜水艦に関連した動きが
みられると報じられていることがきな臭いですし、
(先日出てきた金正恩氏は本人なのか?)
WSJが米国がサウジからパトリオットミサイルを撤去、
他の軍事能力への削減を検討しているという記事を書いている
(これは米国によるサウジへの減産を求める圧力)
ことなどが、債券買い、金買いにつながっている可能性も
完全に否定はできませんので、
完全なるリスクオン相場と言っていいのか悩ましいところです。
新型コロナウイルスを巡っての米中対立も
決してマーケットの好材料ではないですよね。
ということで、米金利が低下していることから
ドルが軟調です。それでもレンジなのがうんざり・・・。
※通貨インデックス一覧 豪ドルが切り返してきた・・・
今日はBOE英中央銀行の理事会がありましたが
英中銀、政策据え置き-景気縮小見込みで来月にも追加措置かhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-07/Q9Y71ST0G1L501
(前倒しで15:00の発表でした)
・MPC9人のうち2人が資産購入の1000億ポンド増額を主張
・現行ペースではQE購入枠を7月初めに使い尽くすと全委員が指摘
発表直後こそ、金利も資産購入枠も据え置きでポンド高で
反応しましたが、その後再びポンドが軟化しているのは
次回6月の会合での追加緩和が期待される内容であったため。
今や主要国の政策金利はどこもゼロですし、
量的緩和も追加、拡大傾向ですので
通貨安競争の様相を呈しているわけですが
来月に追加緩和の可能性があるということが
しばらくポンドの上値を抑えるんじゃないかと思っていますので
ポンド円Sは継続です。
ドル円Sも継続しています。
☆シルバー、プラチナ、パラジウム価格動向と今後について
貴金属スペシャリスト池水雄一氏に伺っています。是非!
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