2020年5月8日金曜日

GW明けの7日㈭の東京市場、大きな波乱はなくしっかり。

日経平均 55.42円高の19674.77円

そして、今夜の米株も小動きながら上昇しており、しっかり。
明日出てくる雇用統計が、すさまじく悪いことは想定内か。
実体経済と資産価格の乖離は広がるばかりです。

米雇用統計、実体過小評価か 失業率23%も=ミネアポリス連銀総裁
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-fed-kashkari-idJPKBN22J23W

今夜は、米債券高(金利低下)金高、株高で
リスク資産の全てに資金が流入しており
3月のコロナショックでキャッシュ化されたものが
リスク資産に戻ってきているように感じます。

※GOLDと米10年債、2年債利回り 1時間足


とはいえ、VIX指数はまだ30を上回っているんですけどね。
ボラティリティは低下傾向ではありますが
30を超えた状態は決して平時とは言えないと思うのですが。


一部情報で韓国での海底弾道ミサイル発射したとか、
北朝鮮でSLBM・潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験に使う装備や、
搭載が可能な新型潜水艦に関連した動きが
みられると報じられていることがきな臭いですし、
(先日出てきた金正恩氏は本人なのか?)

WSJが米国がサウジからパトリオットミサイルを撤去、
他の軍事能力への削減を検討しているという記事を書いている
(これは米国によるサウジへの減産を求める圧力)
ことなどが、債券買い、金買いにつながっている可能性も
完全に否定はできませんので、
完全なるリスクオン相場と言っていいのか悩ましいところです。

新型コロナウイルスを巡っての米中対立も
決してマーケットの好材料ではないですよね。

ということで、米金利が低下していることから
ドルが軟調です。それでもレンジなのがうんざり・・・。

※通貨インデックス一覧 豪ドルが切り返してきた・・・


今日はBOE英中央銀行の理事会がありましたが

英中銀、政策据え置き-景気縮小見込みで来月にも追加措置かhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-07/Q9Y71ST0G1L501
(前倒しで15:00の発表でした)
・MPC9人のうち2人が資産購入の1000億ポンド増額を主張
・現行ペースではQE購入枠を7月初めに使い尽くすと全委員が指摘

発表直後こそ、金利も資産購入枠も据え置きでポンド高で
反応しましたが、その後再びポンドが軟化しているのは
次回6月の会合での追加緩和が期待される内容であったため。

今や主要国の政策金利はどこもゼロですし、
量的緩和も追加、拡大傾向ですので
通貨安競争の様相を呈しているわけですが
来月に追加緩和の可能性があるということが
しばらくポンドの上値を抑えるんじゃないかと思っていますので
ポンド円Sは継続です。
ドル円Sも継続しています。


☆シルバー、プラチナ、パラジウム価格動向と今後について
貴金属スペシャリスト池水雄一氏に伺っています。是非!



人気ブログランキングへ

【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
















※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社