タイミング的にはまるでFOMCが悪かったみたいな感じですが
11日木曜、日経平均株価は652円安の2万2472円。
久しぶりの大きな下落となりました。
10日のFOMC受けてNYダウは282ドル安だったのですが
Nasdaq総合指数は3営業日連続で市場最高値を更新していました。
東京市場の下落が一体何が理由だったのかは釈然としませんが
①メジャーSQを控えている
②日経平均は2020年年初の寄付きレベルに到達する回復で達成感
等があったんじゃないかな、、、と思います。
※日経平均 白ラインが今年の寄付きの水準
さあ、どこまで調整するか。
フィボナッチリトレースメントでは
38.2%の調整で20573円
半値下落で19767円です。
そうそう、昨日は早寝、今朝は早起きで仕事でしたが
日経CFDの22600円割れの逆指値がHITしています。
上手くショートポジションを持つことが出来ました。
逆指値注文って便利ね。
FOMCはというと、特筆すべき事項はなかったんですけど、、、
6月FOMC
◆FF金利 0-0.25%据え置き
◆2022年末迄(今後3年)ゼロ金利維持
◆3月に再開した量的緩和政策の購入目標明示:月1200億ドル購入
・米国債800億ドル + 住宅ローン担保証券(MBS)400億ドル
・これまでは「必要とされる量」としてきた
◆パウエル議長~利上げなど考えてもいない
しかし、トランプ大統領は先ほどFRB批判のTweetを。。。
何やってもトランプさんに起こられるパウエル議長…。
基本、低金利政策の長期化は株にとって支援材料ですが
あと2年半もゼロ金利政策を継続することを今から決めているってことは
どんだけ異常事態なんだ、、、とネガティブに受け止める向きがないこともない。
金利がないと苦しい業態である金融、保険・銀行系にとってはマイナスですね。
YCC(イールド・カーブ・コントロール)も検討しているといいますし、
金利のフラットニングも金融系の業態の収益を期待できなくなりますってことで
FOMCがきっかけだった、と言えなくもないのですが
米国におけるコロナ第2波を警戒していると解説する向きが多いようです。
NYダウ急落、一時1000ドル安 コロナ「第2波」警戒
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60277370R10C20A6I00000/?n_cid=SNSTW001
米国の新型コロナ感染者、200万人超える ジョンズ・ホプキンス大
https://www.cnn.co.jp/usa/35155157.html
これだって、すでに分かっていたことですよね。。。
ま、何が犯人だったかを捜すのはあまり意味がありません。
で、どうポジションを組み替えるかが重要。
ダウ平均、キレイなアイランドリバーサルトップって感じになってます。
かといって、これでこの上昇相場が終わりかというとそうも言い切れません。
大きめの調整が来ただけかもしれません。ただし、比較的大きいかなぁ。。。
テクニカルの節目を確認しておきましょう。
フィボナッチリトレースメント
38.2%の調整で24030ドル近辺
半値押しまで調整来るなら22923ドルってとこかな。
出来ればこの黄色のトレンドラインを割らないでくれればいいのですが・・・。
黄色の曲線は200SMA
VIXも再び上昇し始めたので、ボラも上昇します。
リスク量は減らしながら、リスク資産のショートヘッジが必要な局面ですね。
為替ですがポンドドルロングは1.2701ドルのコストで消滅・・・
今日相場を見て、夕方の戻り局面で途転ショートに回りました。
1.27032でショートです。
ポンド円も135.84円で同じくショート。
ドル円が弱い、、つまり円高基調なのでクロス円ショートにも妙味ありです。
※通貨インデックス一覧
円とスイスが強い。つまりリスクオフです。
ただしドルが動いていません。
これはユーロが意外と強いからなんですが、
半期末決算時期であるということで
ユーロドルが特殊な動きをしているためかと。
本来であればリスクオフではドル買いが強まるはずですが
ユーロが決算に伴う買戻しの動きが大きく、ユーロ高基調も伴って
米ドルが動きにくく膠着、、結果、円の強さだけが際立って
ドル円の下落が大きくなっているんですね。たぶん・・・。
ポジションは日経平均、ポンドドル、ポンド円ショートです。
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