世界の株式市場、上値が重くなってきましたが
VIX指数は25.68Pまで下げてきましたが、
ここからさらに高値を買い上がる勢いはありません。
もし、ここから更なる上昇となるなら、
このニュースがきっかけになるでしょう。
米、7月中にも210兆円追加財政出動か 復職支援など
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61693940Y0A710C2EA2000/
・7月以降期限切れとなる支援策に対応
・第4弾は2兆ドル(210兆円)か?
(第1~3弾で3兆ドル320兆円出動 GDPの15%)
(民主党は3兆ドル規模の対策案あり)
・20日から協議入り、7月末までに決められる?
~失業給付の積み増しは現在の週600ドルから減額する方向
→共和党は減額後の積み増し額を200ドル程度
→民主党は同500ドルにするよう求める 隔たりを埋められるか
・「コロナ免責条項」
職場で感染しても企業は賠償責任を負わない法的措置
共和党が求めているが、民主党が反対
・通常の年間歳出(4.4兆ドル)
・2兆ドルの追加対策が決まれば財政赤字は前年の5倍の5兆ドルに膨らむ
7月24日には家賃支払い猶予措置が期限切れとなるほか
週600ドルの失業給付が7月末に期限切れとなります。
8月には中小企業運転資金支援適用の期限が
9月には学生ローン支払い凍結期限がやってきます。
もう7月20日ですからねぇ・・・。
なんだかんだでアッという間に期限が来ちゃうのね。
ということで、今週以降は、これが決まるかどうかが株式市場の焦点。
決まれば、株上昇は延命できるでしょう。
まだまだお金は流れ込んできます。
なかなか決まらない、、、、決まらないということになれば
株式市場は失望から売られると考えられます。
いえ、なかなか決まらない中で、催促売りがでるかもしれません。
おかわりがないなら、宴は終了しますよ?!いいんですか?の下落です。
米国の追加財政政策がスムーズに決まるのかどうか、とても重要です。
そして、気になるのがこのニュース。
ジャック・マー氏 アリババの株保有率は5%未満に それでも個人最大株主
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c267cac28844c221a74c90247cd86754e0f8051
・アリババやテンセントなどの創業者が株を現金化
大紀元が動画を作成しています。
https://www.youtube.com/watch?v=Babv7nbObhw&feature=emb_logo
中国のIT企業のトップらが現金化に動いているというものです。
状況からみて、逃げ出したように見えないでもないですが・・・。
世界は中国企業排除に動いています。
英、5Gで日本に協力要請 ファーウェイ排除受け
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61694460Y0A710C2MM8000/
中国株が下がったからと言って米株、日本株が連れ安することはないと思いますが
上海総合の崩れ方はちょっと気になりますね。
さて、ユーロロングしたままなんですが、、、、
やはりといいますか、相変わらずといいますが決められない欧州。
この週末EU首脳会議で話し合われた「EU復興基金」報道が少ないんですが
合意には至っていない模様。
ドイツのメルケル首相は夏までには合意させなければとおっしゃってましたが
夏の間にきまるのかしらね・・・
EU首脳会議が会期延長 新型コロナ対策、92兆円規模の復興基金で交渉難航
https://mainichi.jp/articles/20200719/k00/00m/030/130000c
19日日曜の協議で合意、ってこともないと思います。
これでユーロがうられるか?
決まると思っていた向きは少ないんじゃないかと思うのですが
ユーロが上昇基調にあったということは、期待で買っていた向きもあったか。
その期待が剥落したことで買い方が撤退する可能性はありますが、
むしろ、なかなか決まらないおかげで、合意に向けた期待が紡がれることから
上昇相場が息が長いものになるって見方もできます。
合意しちゃったらそれが「事実売り」のトリガーになるかも、ってことですね。
ユーロやポンドに関してはひろこのスペシャリストに聞く、で
ソニーフィナンシャルホールディングス石川久美子氏にお話し伺っていますので
是非こちらの動画をご覧下さい。
1.1334ドルのユーロ/ドルロング継続ですが、
押し目買いスタンスです。
74.38円の豪ドル円ロングも継続中ですが、上値も重いですねぇ・・・
こちらは値がりすぎずにコストまで下げれば止めます。
ユーロ以外、どの通貨見てもレンジで方向感がなくホント苦手な相場です(´;ω;`)
今週の予定
20日(月)
日本貿易収支(6月)
21日(火)
日本消費者物価指数(6月)
22日(水)
日本月例経済報告(7月)
米中古住宅販売件数(6月)
23日(木)
海の日祝日のため東京市場は休場
韓国GDP(第2四半期)
南アフリカ中銀政策金利
米景気先行指数(6月)
米新規失業保険申請件数(18日までの週)
24日(金)
スポーツの日祝日のため東京市場は休場
ロシア中銀政策金利
ドイツ製造業PMI速報値(7月)
ユーロ圏製造業PMI速報値(7月)
米新築住宅販売件数(6月)
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