2020年7月22日水曜日

今夜21日のNY市場では、ドル安が加速。

※通貨インデックス一覧


ドル独歩安ですね。

このせいだと思うのですが、40ドル節目から上値が重かった
WTI原油価格も42ドル台へと一段高。

※WTI原油先物チャート

メタル系も軒並み上昇です。
ゴールドはもちろん、シルバー、プラチナ、パラジウムと
軒並み高。これは個別のコモディティに材料が出たというより
ドル安による国際商品高で説明がつく値動きでしょう。

※貴金属一覧


ドルという通貨の価値が低下し、、、インフレが?!
と長期金利を見てみると、0.6%台で微動だにしていません。

※長期債利回り


株も強い、債券も強い、コモディティも強い。。。
なんだ、ただの過剰流動性相場か。

昨日20日から米国では追加財政政策(2兆ドル規模)が
協議されているはずですが、もうそれを織り込み始めたんだろうか。

第4弾の財政出動に関しては
トランプ政権と、議会共和党、そして民主党とに
大きな隔たりがあり、そう簡単に決まらなそうなんですけど
マーケットは2兆ドル出るもんだと思ってる??💦

あ、ムニューシン米財務長官が
「追加景気対策、来週末までの合意を目指す」って発言したようです。
でもこれって、ムニューシンさんの願望にすぎませんが。

米株はダウが300ドル高、ナスダックが15ドル安(24:00現在)
あれ?今夜は再びグロースからバリューへ?!日替わりですねぇ。

これが今夜のGAFAM+Tesla

ナスダック関連銘柄は利食い旺盛のようです。

今週は東京市場は明日水曜まで。
木曜から4連休でしょ。
このブルブル相場についていっていいものか・・・。

特にトルコリラにはご用心。

7/23にトルコ中銀の政策金利発表がありますが、
まさか利下げを強硬しませんよね・・・?!

トルコの6月のCPI上昇率は前年同月比12.62%、インフレ加速してます。

通常インフレ加速なら利上げですが、エルドアン大統領は
人気取りのため(と言われている)中銀に利下げ圧力をかけてきました。
2019年1月には24%あったトルコの政策金利は現在8.25%。
政策金利が物価上昇率を下回る実質マイナス金利状態とあって
トルコリラ売りが続いてきましたが、
足下ではトルコリラ、値動きがピタリと止まっています。

これトルコ当局による介入が行われている模様。

7月17日に発表されたトルコ外貨準備高は10日時点496億1000万ドル。
2013年の1100億ドル超の水準から半減してしまっています。
外準使ってリラ買い介入しているのでは・・・。

さて、今回、金利をどうするのでしょう。

24日にはS&Pによる格付けの発表が。
S&Pはトルコに利上げを期待するコメントを出しており
期待に応えなかった場合・・・格下げもある?!

となると、リラ急落のリスクに備えておかなくては。
特に日本市場休場で日本の個人のリラロングが
狙われないとも限りませんのでご注意を!

さて、1.1334ドルのユーロドルロングは継続です。
※ドルストレート一覧

今日EU復興基金合意の報道があり、一時ユーロが売られましたが
押し目となりましたね。チャートが強いんですよ。
1.1453ドルでLポジション追加しています。

さらに、狙っていたNZドル/ドルも買ってしまった。
0.6594ドル。

豪ドル円74.38円Lも継続です。

今日の動きで豪ドルやキウイがレンジを上方ブレイク。
トレンドとなってくれればうれしいですね。
※クロス円一覧
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