2020年7月12日日曜日

中国株上昇、一服するか。

中国株高に警戒サイン、政府基金が売却着手-大型株下げ目立つ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-10/QD8EXFT1UM1501
・社会保障基金理事会が同社株の最大2%を売却する計画を示す
・中国証券監督管理委員会がファンドの募集規模を300億元に制限するよう求める
・国営の中国経済時報が「正気を失った」強気相場の危険性に警鐘を鳴らす

過去2回のバブル相場から学んだということかな🤔
管制相場とも指摘されている中国株ですが、先週10日金曜の下落は
中国当局がバブル抑制に動いたためと思われます。

「負ける気がしない」と豪語する初めての取引に興奮する
中国のアマチュア投資家の声、という報道があったばかり。

アマチュア投資家、中国株急上昇をけん引-取引口座開設の動き広がる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-09/QD6DEKDWLU6E01
・中国株の時価総額は過去8営業日で1兆ドル(約107兆円)を超える増加

急ピッチ上がれば散るのも早い。
ということで、ガス抜きしながら上げて行こうとハンドリング。

弾けるリスクも後退したと言えますが、
そもそもこの管制相場、中国国民のマネーが主役のようですので
これがマクロに影響するとも思えません。
つまり、上昇しようが弾けようが中国株の動向は
あまり関係ないってことですね、、、2015年のチャイナバブル崩壊時は
世界の株価が同時安となりましたが、同じことは起こらないように思います。

米株は、テスラ株が暴騰しておりバフェットの資産を超えたと話題。
過去1年で既に500%も値上がりしているテスラ株。

なぜこんなに上昇しているのか?
7月22日に発表の2Q決算で黒字になれば、4四半期連続黒字達成となるため
S&P500採用の条件を満たすのです。

S&P総合500種に追随するファンドの運用資産額は
少なくとも4兆4000億ドルあまりに上りますが
仮にテスラが採用された場合、これらのファンドは指数の値動きと
乖離しないように、早急にテスラ株を買わなければならないのだとか。

その場合、インデックスファンドの買い需要は2500万株、340億ドル相当
となるとの試算も。つまりテスラの次の決算は非常に重要です。

採用されることが前提の上昇ですので、採用されなかった場合は
相応の売りが待っています・・・。
現時点でテスラのPERは約9000倍ですもの(*_*)
テスラ株、ほんのちょっと持ってますので楽しみではありますが。

アングル:テスラ株がS&P500採用目前、さらに膨大な買い期待
https://jp.reuters.com/article/tesla-s-p-500-idJPKBN24B05I

また、レムデシビルが新型コロナ患者の死亡リスクを
62%引き下げる可能性があると発表したことでギリアド社の株価が堅調など
米国株はテスラ祭とバイオ祭が支えとなってなかなか下げません。

ナスダック総合なんか再び新高値更新、S&P500は窓埋めトライ。
このまま6月高値を更新しそうな勢い。
米株は強いですねぇ。。。

日本株はというと日経平均はまだいいんです。
ファストリとかソフトバンク、東京エレクなどが
強いのでしっかりに見えます。

しかし、ジャスダックやマザーズ、東証2部指数などのインデックスを見ると、、、
どうもトリプルトップをつけて下げそうな形に見えます・・・

今週は日銀の金融政策決定会合があるんですが、これといって
期待があるわけでもなく。

3月以降、日銀は企業の資金繰り支援策を相次いで導入し、
コマーシャルペーパーと社債の買入上限を計20兆円に拡大しています。
民間企業への融資に取り組む金融機関に無利子で貸し付ける資金供給策は、
90兆円程度の総枠に対して、利用額が20兆円を超えてきたところ。
まだこれを拡大する必要もないでしょう。

また、今回は展望リポートが出されますが
4月の前回展望リポートでは、2020年度の実質GDP成長率が
マイナス5~マイナス3%となる厳しい見通しが示されたところです。
日銀は今年後半から経済が持ち直すとの見方を示していますが
新型コロナの感染はここにきて再び拡大していることで
見通しの下方修正の要否を検討するとの見方が一部にあるようですが
複数の関係者らが明かしたところによると
年後半に景気回復のシナリオは維持される見通し。

今回の日銀では追加の緩和政策は見込まれないものの
展望リポートの見通しが修正されるということがあれば注意が必要かな・・・。

それほど材料視されるとは思わないですが
なにしろ日本株の主要インデックスのチャート形状が良くないので一応。

為替市場はホント、レンジ辛い・・・・。
どうポジションとってもうまく行きません(´;ω;`)

今週はECB理事会。

ECB理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁が9日、
必要ならさらに革新的な発想を取り入れる用意があると述べていますが
さらに革新的な手段が何なのかは不明。

前回6月4日のECB理事会で
3月に導入したパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を
従来の7500億ユーロから1兆3500億ユーロに大きく拡大し
その期間も20年末を来年6月までと半年の延長を決定したばかり。
これと言って、追加の緩和策が出てくるとは思えませんが
ユーロにとっては今、ECB理事会の金融政策よりも
復興基金の方が重要でしょう。

7500億ユーロのEU復興基金「Next Generation EU」が合意できるかが焦点。
9日の財務相会合やEU財務相理事会でもこれと言った進展はなかった模様で、
17~18日に開催されるコロナ後初の対面首脳会議で話し合われる模様。

財政規律を重んじるドイツとフランスによる提案であり
欧州委員会が5月に基金案を表明したもので
メルケル首相は8日、夏前までの合意が必要だと発言。もう夏ですよ。

オーストリア、オランダ、デンマーク、スウェーデンの4か国が
反対を表明しています。

7500億ユーロのうち5000億ユーロは加盟各国に助成金の形で配布され、
2500億ユーロは融資になる。
このパッケージの原資は金融市場で借り入れ、
2028年から30年間かけて共同で返済する、、、ということで
その原資、どのように調達するかというと「EU共同債」を発行しよう、
というものなので、EUの中でも体力のある国とそうでない国で意見が割れるわけね。

これがまとまらなければユーロ売り、、、?!
というのがコンセンサスですが
そんなに解りやすければ苦労しません。

ポンドロングもすぐにやめて、週末はノーポジで過ごしました😞

先週はドル円が弱かったのですが、ドル円、106円台前半に入ってきたら
買ってみようかと思っています。

GPIFの外債への投資余地が拡大しているようですので、
一方的な円高にはなりにくいと思うんです。
GPIFが下がってくれば買い出動してくるってわけね。

GPIFの外債投資余地が株高でさらに拡大、7兆円規模との試算も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-10/QD72AKDWX2Q401

GPIFは
外国株  25%
外国債券25%
国内株  25%
国内債券25%
でポートフォリオを構成しています。
株が上昇しているせいで、株のポートフォリオバランスが上昇
その分債券投資の比率が自然と下がってしまっているということね。

7兆円規模というのを額面通りに受け止めていいかわかりませんが
ドル円の下値を支える存在であることは確かね。

ということで、今週はドル円が下がったら買う。
シンプルに行きます。


今週の予定

7/13(月)
5月第三次産業活動指数(13:30)
米 6月財政収支(14日 3:00)

14日(火)
中国 6月貿易収支
独 7月 ZEW 景況感指数(18:00)
米 6月消費者物価指数(21:30)

15日(水)
日銀金融政策決定会合・黒田日銀総裁会見
日銀「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)
6月首都圏新規マンション発売(13:00)
米 6月輸出入物価(21:30)
米 7月 NY 連銀製造業景気指数(21:30)
米 6月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
ベージュブック

16日(木)
中国 4-6月期 GDP(11:00)
中国 6月工業生産(11:00)
中国 6月小売売上高(11:00)
中国 6月都市部固定資産投資(11:00)

ECB 定例理事会(ラガルド総裁会見)
米 6月小売売上高(21:30)
米 7月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)
米 5月企業在庫(23:00)
米 7月 NAHB 住宅市場指数(23:00)
米 5月対米証券投資(17日 5:00)

17日(金)

EU 臨時首脳会議(~18日)
米 6月住宅着工件数(21:30)
米 6月建設許可件数(21:30)
米 7月ミシガン大学消費者マインド指数(23:00)
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