為替市場、ドル安一服でしょうか。
それとも、ユーロ上昇息切れとみるべきか。
※通貨インデックス一覧
ポンドも弱いですね。
これ、多分この報道が影響していると思われます。
英・EUの通商交渉、合意さらに遠のく-協議再開も進展なし
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-20/QFDFD5T0AFB401
今週実施された英国とEUとの通商交渉を総括して
双方の首席交渉官が会見を行っているのですが
EU◆バルニエEU首席交渉官
「英国との交渉の進展状況に失望、
英国は単一市場への権利失うことを選んだ、
英国との合意、現段階では可能性低い」
英国◆フロスト交渉責任者
「今週のEU離脱交渉、ほとんど進展なかった」
交渉、全然進んでないじゃん!!
このところ、
ユーロもポンドも買われて高い位置にあったので
手仕舞い、利食いのきっかけになったと思われます。
特にユーロの通貨先物市場での投機家らのポジションは
過去最高水準20万枚にまで迫っていましたね。
※ユーロIMMポジション
中長期的にはユーロもポンドも買いだと思っていますが
調整入りとなりそう・・・。
というわけで、
ユーロドルとポンドドルロング止めました(+_+)
ドテンショートです。
ユーロドル1.1904ドルL → 1.1843損切
ポンドドル1.3161ドルL→ コスト撤退
ユーロドルを1.1840ドル
ユーロ円を124.83円でショート。
欧州通貨安がきっかけでも全般にドル高基調となれば
ゴールドが下落しますね。
ゴールド生産世界第2位の豪州。
豪ドルも金が崩れると下がってくるかもしれません。
ということで、豪ドルドルの週足をチェックすると
200SMAで上値を抑えられているのね。
ここで反落すれば調整が大きくなりそう。
ということで
0.7156ドルで豪ドルドルもショート参戦中。
それから、今日は欧州圏から出てきた指標が
あまりよくなかったこともユーロ下落に拍車をかけたようです。
19日に公表されたFOMC議事要旨(7月28-29日開催分)では、
イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)など
一層の緩和策導入に現時点では当局が否定的であることが
示されたことで、ドル高となりました。
議事録公表前からじりじりとドル高が気味に動いていましたが…。
もちろん、あくまで7月のFOMC時点でお話しです。
次回9月15-16日開催のFOMCに向け、
来週27-28日にはジャクソンホール会合がありますので
フォワードガイダンス強化などへの思惑が広がるかもしれません。
そうなれば、再びドル安になるかもしれませんが・・・。
あ、今回のジャクソンホール会合はオンラインですって。
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