2020年9月15日火曜日

 ◆自民党総裁選、菅氏選出

東京~欧州時間、この報道を受けてもドル円相場は
ピクリともしなかったのですが、
なぜかNY時間に入ってから円高基調に。

※ドル円
i0XBFO2Y (1297×830)
菅総理誕生が円高の要因??

今夜は米株市場は堅調で、ダウはじめ米主要株価インデックスは上昇しており
リスク選好の様相を強めているのですが、リスクオンなら円安なんだけどなぁ・・・。

日経平均CFDが現在23400円と、
週明け14日月曜の現物市場の引け値23559円より弱含んでいるため
菅首相誕生での材料出尽くしでの売りが出ているということかもしれません。

下落トレンドとなるような力強い売りではありませんので
過度な心配はないかと思いますが
このところ、米株と日本株が全く連動しなくなっているのも気がかり。
今夜の米株高もなんだか気持ち悪いですよね…。

為替市場では、今夜はドル独歩安です。


だから、ゴールドが上昇していますね。
ドル安で資産高、これが株高の一因なんでしょうか。

米国の追加経済対策はなかなか合意できず、
このまま大統領選挙まで追加の財政出動は期待できないかも、、、
って話になっているのに、株が堅調というのも違和感ありますよね。

と、、、文句を言いながらポジションを整理したことを報告します…
日経平均CFD23265円S は今日東京時間23390円で損切り。
ダウ28168ドルSは 28000ドルで微益撤退。

◆OPEC月報

今日17日発表されたOPEC月報では需要の大幅減少が予想されており
原油価格が冴えません。

OPECは今年の世界の石油需要が日量946万バレル減少と予想。
(先月予想は906万バレル、さらに拡大)

原油が40ドル大台からズルッと下げていることは
マクロマーケットにいい材料ではないはずですが・・・。

※WTI原油


そして、今週17日にはOPEC加盟国による
JMMC(合同閣僚監視委員会)会合が注目です。

減産合意の遵守率が低い国について協議するとか?
(イラク、カザフスタン、ナイジェリア、アンゴラなど)
減産遵守を求める可能性がありますが、だからといって原油価格が
上がるとも思えませんね。根本的には供給を絞るより
需要が伸びることの方が価格への影響は大きいでしょう。
(事故などによる供給障害は別の話)

今夜の米株高にはついていけません~(゚o゚;)

ということで、なんだかマーケットが見えなくなってきたので
為替のポジションもいろいろ整理しました。

ユーロ円 125.65円L → 125.50円で損切り

ドル円が下落基調なので、クロス円が弱いですね・・・

ということで 豪ドル円76.46円L →77.17円で利食い
AUDNZD 1.09094ドルL → 1.8871ドルで損切り

ユーロドル1.1835ドルLだけを継続しています。

今日、久しぶりに大きな値動きを見せたドル円の売りが
いいのかもしれませんが、円高がトレンドになるかどうか
まだ確認がなく、今週はFOMCもありますので、様子見。

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