メジャーSQ前、日経平均は小確り。
買い材料に乏しい中、なかなか下がりません。
バフェットの日本株買いから日本のバリュー株投資への関心も
高まってくる可能性もあり。。。弱気は禁物なんでしょうか。
ダウ28168ドルS
日経平均CFD23265円S
どちらも継続ですが、、、、
9月は株式のパフォーマンスが決していい月ではないので
調整を期待しているのですが、この下値の固さよ💧
米株、今夜は安寄りするも下げ幅を削る展開。
金融相場、金余りですのでなかなかドカンと下がりませんね。
むしろ下がったところにはマネーがなだれ込んでいるようです。
日経、ダウ、今かろうじて利益ですが
コストでカットします。
さて、今夜はECB理事会。
予想通り政策の変更はなし。
注目は、ユーロ高についての見解とインフレ見通し。
■ユーロ高について
「ユーロについて話し合ったが、われわれは価格を目標としていない。」
「ユーロ相場の水準についてコメントしない。」
あれれ?先週レーンECB専務理事がユーロ高牽制ともとれる発言を
していたため、皆構えていたんですけど・・・。
「関係者 ECB、ユーロ高に過剰反応する必要ないと合意」
という報道もあり、ユーロ高容認と受け止めたマーケットは
ユーロ買いに反応。
今週のひろこのウィークリーゴールドでもECB理事会に注目。
池水雄一氏に解説いただいています。
■インフレ見通し
2020年インフレ見通しは0.3%に据え置き
2021年インフレ見通しは1%に引き上げ(従来0.8%)
2022年インフレ見通しは1.3%に据え置き
2021年のインフレ見通しが引き上げられていますね。
それでも、、、、1%ですけれど。
インフレ見通しが強ければ、通貨安方向。
弱ければ通貨高方向に動く、と見ていましたが
来年のインフレ見通しが0.2%引き上げられたことより
「通貨高に過剰に反応しないスタンス」であることが報じられたことの
インパクトが大きかったということね。
■デフレリスクの後退
「近く公表される9月の経済見通しでは、明らかにデフレリスクの予測はない。一つの統計、もしくは1カ月のみデフレに向かっているというマイナスの結果だけで結論付けるのは望ましい経済分析ではない。」
ということで、それほどECBにデフレ警戒がないことがわかります。
だから、足下の通貨高は一時的なもので終わるだろうと楽観してる?
インフレ的になってくれば自ずと通貨安になりますものね。
ただし、経済、そして市場はECBが思うように動くでしょうか。
テクニカル的にはユーロドルは大底つけて上昇トレンドにはいったように
見えるんですけどね・・・。
月足のレジスタンスを超えてきています。
※ユーロドル、ユーロ円月足 ユーロ円はまだレジスタンス超えられない
イベントトレードはうまくいくことが少ないので
このユーロ上昇には手を出していません。
その代わりに、ユーロ下落でユーロポンドが上昇(ポンド下落)
これがポンド下落のトリガーとなりました。
※ユーロポンド
昨日
「1.3030ドル近辺に売り注文をおいておきます。
ポンド円は138円前後かな・・・」
と書きましたが、このショート注文がHITしています。
ポンドドル1.3030ドルS
ポンド円138.08円S
ジョンソン英首相が離脱協定修正法案を提出 FTA交渉に影響も
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200910/mcb2009101850028-n1.htm
「離脱協定で定まった北アイルランドの国境問題の解決策について
(英国は)不適用にしたり、修正したりできる権限がある」
「英EUのFTA交渉が決裂した場合に、英本土と北アイルランド間を動く
商品の関税ルールをEU規則ではなく、英国によって決められる」
EUに揺さぶりをかけ、譲歩を迫るためのボリス流の交渉術かもしれませんが
随分勝手な言い分ですねぇ…EU側からの反発は必至。
これもポンド売りを誘っているものと思われます。
豪ドル円76.46円L
AUDNZD 1.9094ドルL 継続しています。
さて、今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
国際ビジネスコンサルタントの高井裕之氏にお話を伺いました。
住友商事にて資源、エネルギー、金融のマーケット、組織運営に携わってこられ、
この2年間はワシントンDCにてロビイスト活動をされていた高井さん。
米国の政治のリアルに迫るお話、必聴です。
米大統領選、なぜ「選挙人制度」を採用しているのか。
重要な州はどこ?
また同時に行われる「議会選挙」
今、上院は共和党ですが…議会選挙の結果で
米国の政治がガラリと変わります。