2020年9月18日金曜日

 FOMC、これでドル円が持ち直すきっかけになるかも?
なんて思ったのですが(テクニカル的な要所だったので)
そんなことなかった・・・・

※ドル円 ズルッと下抜け確定
krsn9fza (1290×890)
FOMCは「ドルの行方」を占う意味で大きなイベントですが
今起きているのは「円高」よね。

※通貨インデックス一覧

円が圧倒的に強いのです。
ドルインデックスはこうしてみると小動きですね。

なぜ円高なのかは、はっきりしませんが、
先般ブログに書きましたソフトバンクのアーム売却に絡んで
その資金が日本に戻される「円転」思惑が広がっていることが
一つのきっかけではないかと思っていましたが、
ひょっとすると、これをきっかけに投機筋がドル円売り崩しに来てるかも。

◆ゴールドマンサックスのレポートで…
元インターバンクディーラー志摩力男氏のツイートです。

ん~確かに海外勢はずっとドル円ショートなのですが
日本の店頭FX、個人のポジションはずっとロングなんですね。


青が日本の個人、ピンクが海外ファンド勢。ガチンコです!
投機筋はこのところドル円市場ではほとんどやる気がなく
ポジションもそれほど大きくありません。
彼らが本気で崩しにかかってきているとなると、、、
ストップ注文が集中していそうな節目では
下落が加速するかもしれませんね。

◆FOMC

FOMC、少なくとも3年間は政策金利をゼロ付近で維持と示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-16/QGRJFDT1UM1001

・2023年いっぱいはゼロ付近の金利を維持することを示唆
・期間平均で2%のインフレ率を達成し、中長期的なインフレ期待が
 2%でしっかりとどまり続けるまで、
 「緩和的な金融政策スタンスを維持する方針だ」と表明

2023年までの(これまでは2022年まで)経済見通しと金利見通しが
出るという点にしか注目はありませんでしたし、
この点においても、想定の範囲内でノーサプライズ。

あえてまとめるなら
ゼロ金利政策維持が想定される期間が23年まで伸びたわけですから
ハト派的、ということになるはずですが、なぜかドル高、株安。

これは、想定以上の緩和材料が出てこなかった、というがっかりで
FOMCに向けてドル安が進んでいた分が巻き返されたということかと思います。

ただ、FOMC後のドル高も一巡したのか、今夜17日NY市場では
再びドル安気味に動いていますね。
イベントディールでアルゴが動くんでしょうか、
大きなトレンドがない代わりに、1日のボラティリティは大きいのが
昨今の相場の特徴ですね。

FOMC受けてのユーロドル、ポンドドルの下落、
そして反発、結構すさまじいです💧ポンドについては後述します。

なんか、パウエル議長の会見から株が下げだしたみたいね。。。
パウエルさんってなぜか話すとマーケットが崩れるパターン多いよね。
ケミ介さんのツイート、これはモーサテかな?


◆さて、不安定となってきた米株。

たけぞうさん @noatake1127 のツイートで気がついたのですが
米国株は「トリプルウィッチング」も控えています!
https://twitter.com/noatake1127/status/1306584062488752131

米国オプションSQは3.6.9.11月の第3金曜日
メジャーSQに当たる日が今週金曜ってワケ。

そういえばソフトバンクが個別株のオプション市場で
かなりアグレッシブなディールを展開していますので
どこにどんなポジションが隠れているかわかりません。
このところボラが上がっている背景にはソフトバンクの存在があるでしょう。

それとこんな記事。

株式市場から21兆円流出へ-日米の年金基金などからJPモルガン試算
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-16/QGQQIIT0G1LE01
・7-9月(第3四半期)に世界の株式市場から2000億ドル(約21兆円)が
 引き揚げられる見込み
 
・世界の株価指数は6月末に比べて約10%上昇。
 債券のリターンを上回るため資産配分を調整する必要があるのでは?
 
・米国の確定給付年金
 日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
 ノルウェーの政府系ファンド
 ノルウェー政府年金基金グローバルのポートフォリオから試算
 
 要するに9月末にかけて、年金など機関投資家がポートフォリオの
 リバランスを実施する可能性があり、
 その場合、上がった株を売って債券を買う調整をするのでは?ってことね。
 
 上がった株・・・・特に米ハイテク銘柄は危険よね。
  
トリプルウィッチングを控えてのボラ上昇というのは比較的
ノイズに近い乱高下で終わると思いますが
このリバランスというのは、そこそこ大きな資金移動がありそう。

東京時間にダウCFDを28008ドルでショート参戦しています。
FOMC受けて下げるようなら、ここから買い上げる材料不足で
9月は調整を強いられるのでは、、、ということからのショートなのですが
なぜか欧州時間からNY時間にかけてダウが猛烈戻りを入れており
現在アゲインスト(;゚ロ゚)

フェイスブック、アマゾン、アルファベットなどナスダック銘柄は
大きめの下落なんだけどなぁ・・・。
もうちょっとショートで様子見。

◆今日開催されたBOEの金融政策決定会合。
政策金利は0.1%
資産買い入れプログラムは7450億ポンド(9660億ドル)に据え置き。
据え置きは予想通り。

ハイライトは
マイナス金利の本格的検討姿勢を示したこと。

英中銀、マイナス金利導入準備を本格化へ-不透明な景気見通しに対応
 https://bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-17/QGSVY6DWX2PZ01
  「インフレ率が目標を大きく下回っているため、金融政策委員会が今後数カ月以内の追加刺激策を示唆したのは驚きではない」
 
 今週発表された8月のCPIも予想外に悪かったですものね。
 
 ということで、このニュースを受けてポンド安が進行しており
 私のポンド円ショートは利が乗っていたのですが、、、
 
 フォンデアライエン欧州委員長の
「英国とEUの通称合意は依然として可能」発言で
大きく戻りを入れています。。。ショートカバーでしょうね。

同じく「英の国内市場法案は非常に不愉快で驚き」と文句も言ってますので
ポンドを買うほどのポジティブな材料ではないと思うのですが。

ポンドはそもそもボラティリティが大きい通貨なので
この程度の乱高下でアタフタしちゃ駄目です(ポジショントーク)

ということでポンド円135.88円ショート継続。
豪ドルドル0.7307ドルLもなんとか継続。
そして新規にダウ28008ドルショートです。

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05:25 2030年まで財政赤字は1兆ドルを上回り続ける 07:20 第二次世界大戦の直後よりも厳しい債務環境 08:40 累積債務の膨張は、まだ始まったばかり 11:05 金価格と政府債務の関係を読む 15:20 FOMC新戦略の金価格に対する影響は? 16:50 実質金利マイナスの影響を巡る勘違い 18:40 上昇率から金価格のシナリオを作る 20:45 金価格からみたバフェットの総合商社株買いの意味


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