大統領選挙、まだまだわかりませんね。
オクトーバーサプライズはトランプ大統領のコロナ感染でも十分驚きでしたが
こんなニュースも出てきました。
バイデン候補「致命傷」となる新たなメールが明らかに
ウクライナ疑惑で企業幹部と面会か
https://www.fnn.jp/articles/-/96185
どういうわけか、TwitterやFacebookが
これに関連する投稿を削除したり掲載できなくする措置を取ったことで、
トランプ大統領、共和党陣営は大激怒。
米大衆紙のバイデン親子記事、SNSが表示制限 ツイッターCEOは自社対応批判
https://www.bbc.com/japanese/54565258
バイデン氏の「暴露記事」に拡散制限 共和党は猛反発
https://www.asahi.com/articles/ASNBK730PNBKUHBI00X.html
騒ぎが大きくなり、Twitter社は一転、
この記事の掲載をブロックしない方針に転換しています。
バイデン氏息子めぐる報道へのリンクブロック、ツイッターが方針変更
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4104610.html
トランプ大統領は、10月22日に開催される第2回TV討論会で
この問題を取り上げることは間違いないでしょう。
バイデン候補はどう切り抜ける?!
問題のEメールはバイデン候補の息子が修理店に持ち込んだ
パソコンから出てきたとされていますが、
その他にもとんでもないものが出てきているようですね。
米国のメディアも物事を正確に報じないようですので
どこまでこれが広がり問題となるのかわかりませんが。
ただし、こうしたニュースがバイデン候補の支持率に影響することで
マーケットにどんな影響が出るのかがわからない。
増税を掲げるバイデン候補よりトランプ大統領が再戦される方が
マーケットフレンドリーだとは思うのですが
ここ2週間程はバイデン勝利でも株高、などという見方も広がっていて
じゃあ、どうなれば下がるのよ?!ってな感じで
マーケットは大統領選なんか関係ないんじゃないかってムードですよね。
バイデン候補のスキャンダルが出てきたのは週末。
9月の米国の小売売上高は3カ月ぶりの大幅な伸びとなったことが発表されており
むしろ、こちらが好感されて株高だったんじゃないか、とも思われます。
※米小売売上高 青が予想でオレンジが結果
コロナショックからの大リバウンドは参考にならないのですが
5月の大リバウンド後、6月7月8月と売上高が低下し続けてきたのが
気がかりだったんですよね。それが9月で持ち直した。
通常運転に入ったって考えてもいいんじゃないの?ということですが
追加経済対策がなかなかまとまらない中、これが年末に向けて回復傾向を
維持できるかどうかが見どころ。
大統領選まであと2週間ですので、方向感にかける値動きとなるのではと
思っていますが、チャートがしっかりしているため
28597ドルのダウショートの利益がどんどん削られていく~
ということでが28582ドルでダウショートを買い戻して
ドテンロングに転じました。コストは28588ドル。
金曜の23時台には28836ドルまで上昇したものの
何故か金曜の大引けにかけてダウが急落。
どうも、アマゾン急落が影響した様子。
アマゾン:大引け間際の15秒間で3.6%の大幅下落
https://blogos.com/article/491819/
”金曜の取引終了間際の15秒で、アマゾンは3.6%の大きな下げとなった”
13日から14日にかけて行われたアマゾンプライムデーの売上が
ガッカリな内容であったことの可能性が指摘されており、それが影響したのでは?
という記事です。先述した小売売上高の数字は9月までの過去データー。
アマゾンプライムデーは先週10月13~14日の話です。
”プレス・リリースの言葉から判断すると、今年のプライムデーの売上は、
アマゾン史上最高ではなかったようだ。”
このことが、金曜の急落につながっているのかどうかはっきりしませんが、
ちょっと気になる下落でした。
これが、ダウの上げ幅を大きく削った一因にあったかと思います。
これが週明けの米市場でも尾を引くのかどうか…注目です。
為替市場ではこんなニュースは、
長期的にはドル安なんだろうなぁと思わせるものですね。
↓
米財政赤字、20年度は過去最悪330兆円 前年度の3倍強
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65137500X11C20A0000000/
そしてこのニュースも中国の新規米債購入は減っているだろうと思われ
ドル安要因であると考えれられます。
↓
中国、日本国債を6-8月に記録的大量購入-外貨準備多様化か
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101401096&g=pol
ということで、ファンダからはドル円は円高方向にバイアスがある、
と考える事ができるのですが、
短期的には大統領選まではトレンドにはなりにくいものと思います。
豪ドル円75.18円ショートは継続していますが、、、
今週どこかで買い戻そうかと思っています。
ポンドはEUと英国のFTA交渉交渉のゴタゴタで乱高下。
英首相、通商協定ない離脱準備を言明-来週の協議継続には合意
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-16/QIAKNSDWX2QA01
EUは「真剣な交渉」拒んでいると非難、交渉継続の道閉ざさず
欧州委員長は集中協議のためチームをロンドンに来週派遣すると表明
ポンド振幅、ジョンソン英首相の「合意なき離脱を準備」発言受け
https://www.afpbb.com/articles/-/3310427
さらにコロナ感染者が再拡大でロックダウン導入とのこと。
英ロンドンでより厳格なロックダウン導入、16日深夜から
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-britain-idJPKBN2701ZK
・公式の死者数は4万3155人と欧州で最多
方向感がないので、触らないでおきます。
今週は22日のTV討論会に注目かな。
日本時間だと23日の午前10:00~ですね。
10月19日 (月) ――
・9月貿易統計 (8:50)
・中国7-9月期GDP (11:00)
・中国9月小売売上高 (11:00)
・中国9月鉱工業生産 (11:00)
・中国1-9月固定資産投資 (11:00)
・中国1-9月不動産開発投資 (11:00)
・ユーロ圏8月建設支出 (18:00)
・米国10月NAHB住宅市場指数 (23:00)
10月20日 (火) ――
・中国人民銀が10月の最優遇貸出金利を発表 (10:30)
・ドイツ9月生産者物価指数 (15:00)
・ユーロ圏8月経常収支 (17:00)
・米国9月住宅着工件数 (21:30)
・米国9月建設許可件数 (21:30)
10月21日 (水) ――
・米国MBA住宅ローン申請指数 (20:00)
・米国週間石油在庫統計 (23:30)
・米国地区連銀経済報告(ベージュブック) (22日3:00)
10月22日 (木) ――
・9月全国百貨店売上高 (14:30)
・ドイツ11月GfK消費者信頼感調査 (15:00)
・米国週間新規失業保険申請件数 (21:30)
・米国9月景気先行指標総合指数 (23:00)
・米国9月中古住宅販売件数 (23:00)
・トルコ中銀が政策金利を発表
・米国大統領候補討論会(予定)
10月23日 (金) ――
・9月全国消費者物価指数 (8:30)
・8月毎月勤労統計[確報値] (8:30)
・ドイツ10月製造業PMI (16:30)
・ドイツ10月サービス業PMI (16:30)
・ユーロ圏10月製造業PMI (17:00)
・ユーロ圏10月サービス業PMI (17:00)
・米国10月製造業PMI (22:45)
・米国10月サービス業PMI (22:45)
先週のひろこのウィークリーゴールドは
エモリキャピタルマネジメント代表の江守哲氏。
https://youtu.be/JaH4QLfJnBA
【共和党・民主党、どちらが金高?】
中国・インドは金を買うか?
元高が話題となっていますが、元高となれば
現建てのゴールドは安くなります。
さて、インドは?!