2021年2月15日月曜日

土曜日、地震には驚きました。
皆様、お怪我はなかったでしょうか。

環太平洋造山帯と日本のプレートは干渉しあっているため、
10日に南太平洋のローヤリティー諸島でM7.7の地震があったのには
ちょっと嫌な感じはありました。

福島沖ですので、311が頭をよぎりましたが
原発も異常はなかったとのことでひとまずは安心しました。
予断は許さないものと備えの点検をしております。
皆様もくれぐれも非常時の備えを💦

これを以て日本売り、となるような事態ではないと思いますが
地震などの災害大国である日本の資産は長期的に保有するのが
コワイという見方があるのも解らないでもない・・・。

さて、米株も日本株もしっかりと上昇基調継続。
米株は米国の追加経済対策早期成立への期待でしっかりです。

先週の1月の米CPI消費者物価指数は予想を下回ったのですが
結果1.4%(予想1.5%)
先週はパウエルFRB議長が、
「労働市場は強い状態にはほど遠い、最大雇用まで緩和を継続する」
と発言しており、サマーズ元財務長官らの警戒論を払拭しました。
あ、イエレン財務長官はG7オンライン会議で
「コロナ禍の今こそ、大胆な財政出動に踏み切るときだ」と述べており
米国の金融、財政政策は両輪でしっかりしていますよね。
イエレン財務長官がマーケットを崩すことはないんじゃないかな。

マーケットが崩れるトリガーは米国の金融、財政政策からは見えてきません。
もっと別のブラック・スワンがいないことには崩れなさそう・・・。

そしてこの動画を見ていただくとわかるのですが、
コロナ禍、米国の預金残高はとんでもなく膨れ上がっていて、、、
ワクチンが効いて来て経済活動が戻ってくれば
このマネーが一挙に動き出す可能性が。。。。
https://youtu.be/GH3V0UiAgvc
【昨今の高水準の株価はバブルなのか?】
経済・経営環境と今後の株式相場

りそなアセットマネジメント
黒瀬浩一氏

バブルの定義について、わかりやすく解説いただいています。
ジョン・テンプルトンの言葉、今はどの水準にあるのか?
そして、バブル崩壊の警戒信号は・・・?ぜひご覧ください。

火曜日〆切ですが、黒瀬氏の特別レポートプレゼントもあります。

ワクチンも深刻な副作用が聞こえてこない中
世界の感染者数も減少傾向をたどり始めました。

本格的に経済活動が戻る過程で
GDPが大きく伸びる可能性があるわけで
やはり売る理由はない、ということでしょうか。

そして日本株も日経平均3万円の呼声に応える日も近いんじゃないかな。
決算発表を見ても上方修正企業が相次いでいます。
トヨタの決算も良かった。

ということで、リスク選好相場は続きそうです。

そして為替。

先週、買い戻したドル円ですが新規に104.71円でロングしてみました。
テクニカル的にも強そう。
去年の高値と安値の半値が106.70円くらいのところです。

米財政支出拡大見通しを背景に米長期金利は上昇基調にあり
10年債利回りは1.2%台へ。30年債利回りが2.0%台に乗せています。
これもドル高を支援する流れとなりそうです。

とはいえ、資源輸出が好調な豪ドルのほうが堅調でしょう。
鉄鉱石や銅も高値圏で堅調推移。
豪ドルドルロングは継続。

※NZがオークランドに対して14日から3日間のロックダウンを命じました。
同市内で3名の感染者が出たことを受けての措置(厳しい💦)
不要不急の外出禁止が求められ、企業や学校も必要不可欠なものを除き閉鎖。

オージーキウイのチャートが面白いので
どこかで、豪ドル買い、キウイ売りを狙いたい。
人気ブログランキングへ

今週の主な予定
■15日月曜
日本の第4四半期GDP速報値発表
香港市場は春節で休場(12日-15日)
中国市場は春節で休場(11日-17日)
プレジデントデー祝日のため米株式・債券市場は休場

■16日火曜 
米NY連銀製造業景気指数(2月、予想5.0、前月3.5)
ユーロ圏鉱工業生産(12月、前月比、予想▲0.5%、前月+2.5%)

■17日水曜 
ドイツZEW景況感指数(2月、期待指数、予想61.0、前月61.8)
米生産者物価指数(1月、前年同月比、予想+0.8%、前月+0.8%)
米小売売上高(1月、前月比、予想+0.8%、前月▲0.7%)
 ※米国の小売、12月が▼0.7%と悪かったのですが1月回復していると
   マーケットのセンチメントを明るくするでしょう
米鉱工業生産(同、予想+0.4%、前月+1.6%)
米製造業生産(同、予想+0.5%、前月+0.9%)
米設備稼働率(同、予想74.9%、前月74.5%)

■18日木曜 米下院金融委員会、ゲームストップ株に関する公聴会開催
豪雇用統計(1月)
ユーロ圏消費者信頼感指数(2月、前月▲15.5)
ユーロ圏PMI景況感指数(製造業、予想54.5、前月54.8)
    サービス業PMI(予想44.5、前月45.4)、
ドイツPMI景況感指数(製造業、予想57.5、前月57.1)
    サービス業PMI(予想45.3、前月46.7)

米住宅着工(1月 予想1,650千件、前月1,669千件)
米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(2月、予想19.0、前月26.5)

■19日金曜
米PMI景況感指数(2月、製造業、予想56.5、前月59.2)
    サービス業PMI(予想53.6、前月58.3) 人気ブログランキングへ


※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社