今日はこのニュースで円買いが強まる局面が。
日銀の国債買い入れ方針、中期・長期・超長期の3ゾーンを減額
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-29/QS7LJNT0AFBK01
・四半期の買い入れ予定を3、6、9、12月末に公表(従来月間発表)
10-12月分は9月30日17:00発表)
・7-9月期買い入れ方針
残存期間1年超3年以下と5年超10年以下、
10年超25年以下の1回当たりの買い入れ予定額をそれぞれ減額
え、買い入れ額減らすの?
この発表はややサプライズ。
とはいえ、日銀は2016年導入のYCC/イールドカーブ・コントロール政策下で
すでに国債の購入は 決められた量から質(長期金利をゼロ近傍に固定するだけの量)
へとシフトしたことで実際には国債の買い入れ量は減ってるんですよね。
日銀の国債買い入れ量が減っていることもあってすでに
国債流通市場で国債の流通量は9年ぶりに増加に転じているとの報道も。
ネット国債供給量が9年ぶり増加へ、市場では「干天の慈雨」との声も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-27/QV2TJ2DWRGG101
まあ、コロナ禍の財政支出拡大による
国債発行額が伸びていることもありますが、
「干天の慈雨」とは(笑)
国債の大半を日銀に買われてしまって、市場に流通する国債の量が少なくて
債券ディーラーは買うものがなくて(仕事がなくなって)困っている、
なんて話がありましたね(笑)
ということで、ちょっとしたサプライズではありますが
すでにステルステーパリング(国債買い入れ料が減っている)を
行っている日銀が7月から1回あたりの買い入れ金額を減らすからと言って
それほど驚くような話じゃないと思います。
しかしながら今日、円高基調が強まったのは
このニュースの影響が大きいのかな・・
※通貨インデックス一覧 オセアニアちょっとやばめ。
四半期、半期末ということもあって
今週の動きはトレンドの本流とは異なる可能性もある、ということを
踏まえた上でも、昨日為替のポジション全部落としておいて良かった💦
今夜は
円高に加え、ドル高基調を強めています。
夕刻、ドル買いポジションを作りました。
豪ドルドル0.7535ドルS
ポンドドル1.3859ドルS
ちょっと考えて、その後豪ドル円もショートしました。
豪ドル円83.30円
今日のひろこのスペシャリストに聞く!で
ソニーフィナンシャルホールディングスの石川久美子さんに
お話を伺ったこともあり・・・
RBAのスタンスかなりハト派的なのよね。。。
インフレ警戒がないようです。豪ドル結構下げそうです。
ここからドル円相場はどう動く?
資源、新興国通貨のNO1注目は~
<ドル・ペソ・レアル・ランド・リラ>
コロナ禍における通貨の明暗
https://youtu.be/zdbhbHZ_D8s
ソニーフィナンシャルホールディングス 石川久美子氏
ポンド、豪ドル、カナダなど
金融政策のコントラストに注目!
ドル円ロング指値は109.80円で変わらず。
日経平均CFD28447円ロングは継続
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