日本株、日経平均は動意に欠ける展開でしたが
ジャスダックや東証2部が堅調。
ジャスダック
東証2部
東証1部売買代金は概算で1兆9680億円と
24日に続き2兆円を割り込んでおり、早くも夏枯れ?!
ただ「閑散に売りなし」というだけあって日本株しっかりですね。
出来高が細り閑散となっているということは
売りも出尽くしていることが多いため
些細なきっかけでも上がりやすい地合いだ、として
「動かぬ相場」では売るものではない、という相場格言です。
というわけで、買目線。
先週末手仕舞ってしまったドル円の再参戦狙いですし、
クロス円は売りたくない=ユーロ円、ポンド円を買っているわけですが
どうも冴えません。。。。
特に豪ドル円、キウイ円など資源関連が弱いですね。
豪州はデルタ株感染者がでたということで
ふたたびロックダウン実施の報が嫌気されているのか?
しかし、NZなどはこのような観測記事があっても弱いですね。
NZ中銀は今後数カ月で国債買い入れ終了か、利上げに備え-BNZ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-28/QVDX4XT1UM7S01?srnd=cojp-v2
数ヶ月には国債買い入れが終了する可能性があり
11月には利上げがあるのでは?という見方です。
新興国はすでに利上げに踏み切るところが相次いでいます。
新興国で利上げ相次ぐ
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73296520V20C21A6FF8000/
・トルコ 3月に利上げ
・ブラジル6/16 3会合連続利上げ 0.75ポイント引き上げ4.25%へ
8月の次回会合で0.75ポイントの追加利上げを想定
・メキシコ6/24 2年半ぶり利上げ
・ロシア 6/11 3会合連続利上げ
・南アフリカ 9月までに利上げ観測
要するに、コモディティ価格上昇でインフレ気味なんですね。
利上げしなければ通貨安で一段と通貨安=インフレ加速してしまう。
そこへ基軸通貨国である米国が早期利上げの可能性を示した。
これでドル高が進んでしまえば、更に新興国通貨安=インフレ加速と
なりかねないとして、FRBより先に動こうということでしょう。
この記事には
~ノルウェー中央銀行、9月に政策金利を引き上げる公算が大きいと表明
~カナダやニュージーランドは22年後半、
~英国22年中にそれぞれ利上げに踏み切るとみられる。
とあります。
先進国であっても米国より先に利上げする可能性があるってことです。
米国の金融政策の転換はインパクトが大きく、
ドルが強烈に動く可能性があるため、その前に手を打たねばということです。
そして、ここにどうやっても仲間に入れてもらえないのが日本です。
消費者物価指数だけを見ていると全くインフレ警戒レベルにありません。
というわけで金融政策の出口はビリッケツとなる公算が大きく
やっぱり円安じゃないかなぁと思うのですが、どうでしょう。
ただし、円売り=円キャリートレードというのは
マーケットが安定しているからこそできる取引です。
リスクオフ相場の時はこれが逆回転しますのでご注意を。
とはいえ、足元でドル円がジリ安の展開。
クロス円ロングも厳しい展開・・・
寝る前にポジション切っちゃおう、ということで
今、ポンド円152.79円ロング ⇒153.52円利食い
ユーロ円130.97円Lロング⇒ 131.91円で利食い
ドルカナダ1.2312ドルでショート⇒ 1.2323ドルで損切り
為替のポジションノーポジにしちゃいました。
日経平均CFD28447円ロングは継続
雇用統計前後でドル円再エントリーの好機を探しますが
109.80円あたりに指値置いておきます。
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