2021年7月1日木曜日

 ドル円、下がりきらず(私の指値に到達しないうちに)急反発。
といいますか、週末の雇用統計を迎える前に
ADP雇用指数とか中古住宅販売成約なんかで
こんなにドル買いが進むとはびっくり(゚ロ゚)w

ドル円日足


・6月ADP雇用統計:+69.2万人
      (予想:+60万人、5月:+88.6万人←+97.8万人)
~伸びは5月から鈍化したものの予想を上回りました。

・5月中古住宅販売成約指数:前月比+8.0%
            (予想:▼1.0%、4月:-4.4%)
~マイナス予想が+8%とはサプライズ。1年ぶり大幅上昇。
価格が過去最高水準にある中でも
住宅への需要が堅調を維持しているということ。

しかし、これでドル高ってのが真相なんでしょうか。
だって、米債利回りはこのとおり・・・・

※米30年10年5年2年3ヶ月2ヶ月債券利回り


債券買われて金利低下してるじゃない。
2年債だって利回り低下してます。
金利に連れてドル買いになっているわけじゃありません。
今夜のドル買いは月末期末半期末要因の可能性もありそうね。

ユーロに売り要因もあったことも一因かな?
ユーロ圏インフレ率、6月は伸びが鈍化-減速は一時的な可能性も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-30/QVIKSKT1UM0Z01
前年比1.9%で前回の2.0%をやや下回りました。

今週発表される米6月雇用統計は
失業率が5.6%と、5月5.8%から低下する予想。
非農業部門雇用者数は71.1万人と、6月の55.9万人から
伸びが拡大すると見られており、強めの数字となることが予想されています。

為替市場は米指標が強ければドル高になっているわけで
金利の値動きとは別に、独自でテーパリングと早期利上げを織り込みはじた?

トレンドはドル高に転換している可能性がありますが、
月末のフローが出切った明日以降も続くかどうかに注目。

ドル円が雇用統計を前に上昇を強めたことで
クロス円が連れ高となっていますが、
ポンド円、ユーロ円などは上る可能性を見て
ロングしていましたので(手仕舞ってしまっていますが)
どのタイミングで再参戦しようか悩みどころ。。。。
ただユーロドル、ポンドドルが弱いのでまだダメそう。

現在のポジションは
豪ドルドル0.7535ドルS
ポンドドル1.3859ドルS
豪ドル円83.30円がちょいとアゲインスト。

日経平均ロングはまだ継続。
10ヶ月連続月末安ですが月初は上がってくれることを期待。
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今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
ソニーフィナンシャルホールディングスの石川久美子さん

ここからドル円相場はどう動く?
資源、新興国通貨のNO1注目は~
<ドル・ペソ・レアル・ランド・リラ>
コロナ禍における通貨の明暗
https://youtu.be/zdbhbHZ_D8s

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