2021年6月25日金曜日

 米政権、1兆ドルのインフラ投資案 超党派議員らと合意
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN24F6G0U1A620C2000000/
・全体の規模は8年間で1兆2090億ドル
1道路や橋、鉄道、空港など伝統的なインフラ
2地球温暖化対策:EV充電拠点拡充、バスの電動化など運輸部門3120億ドル
3高速通信網の整備 650億ドル
4クリーンな電力網 730億ドル
・財源:徴税強化、失業保険などの基金で未使用分回収
・法人税増税は盛り込まれず(共和党が増税反対)

昨日24日木曜の米株市場ではこのニュースが好感されたようです。
当初2兆ドルと風呂敷広げていましたがその半分ですね。
全体の計画から合意できる部分だけを切り出して合意にこぎつけるもので
残された部分の合意が難しいということでもありますが
マーケットは単純でFOMC後の緩和縮小時期を模索する不安を
払拭したようでダウが大きく切り替えしたほか、
SOX指数(半導体)も持ち直しており米株は立ち直りが鮮明です。
ナスダック、、S&P500は史上最高値更新ですしね。

成立には上下院で可決し、同氏が署名する必要がありますが
ともかく、合意が近いというニュースを朗報と受け止めたわけです。

というわけで日本も閉塞感が強いんですが、
米株上昇の恩恵を受けて今日25日週末金曜の日本株市場は
ほぼ全面高の様相となっています。
やはり、TOPIX・ジャスダック・東証2部指数に出現した
アイランドリバーサルボトムが効いているかな。
マザーズ指数まで上昇していますので地合いは悪くありません。

日経ロング、継続です。

昨日はポンドが急落する局面が。

BOE英国中央銀行のMPC金融政策会合

[金融政策]
・政策金利を0.10%に据え置きとすることを決定
・債券購入プログラム規模 8950億ポンド(国債8750/社債200)据え置き

[要人発言]
「8対1で資産買い入れプログラムの維持を決定」
「短期的なインフレ圧力は予想よりも大きくなる可能性」
「インフレ率は一時的に3%を超える見通し」
「拙速な引き締めで景気回復を損ねるのは誤り」

英国BOEも「インフレは一時的」のスタンス協調。
FRBも基本的にはそのスタンスですが
金利見通しやテーパリング議論の開始などから
市場はそれを懐疑的にみているためドル高気味になっているのですが
そこへきて英国はめっちゃハト派なスタンス協調。
ってことでポンドが急落しています。

ポンド円ロングですが
買値はまだまだ下に位置していますので継続しています。

日経平均CFD28447円ロング
ポンド円152.79円ロング
ユーロ円130.97円Lロング 継続。

110.62円でかったドル円のみ 110.84円で手仕舞いました。
111円再度テストするも短期的にはWトップになって落ちてきそう。

クロス円も落ちてくるかもしれませんが
ユーロ円ポンド円はもう少し粘ります。
ポンド円、昨日の衝撃でも下落トレンドが続かないようなら
まだ買われるかの末井も、、、(期待)

ドルカナダ1.2312ドルでショート。
つまりドル売りカナダ買いですね。

カナダはひと足先にテーパリングを開始していることと
マーケットがFOMC後の動揺から正常運転にもどり
リスク選好ムードが強まれば再び
ドル売り、円売りとなると思うのですが、どうでしょうか。
まだ早いかな??

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エモリファンドマネジメント代表の江守哲氏に解説いただいています。

リーマン・ショック後の金融緩和相場、
出口を模索するフェーズで
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<貴金属急落まだ下げるのか?>
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