2021年6月4日金曜日

 ・5月ADP雇用統計:前月比+97.8万人
         (予想:+65.0万人、4月:+65.4万人←+74.2万人)

・5月ISM非製造業景況指数:64.0(予想:63.2、4月:62.7)

・先週分新規失業保険申請件数:38.5万件
           (前回:40.5万件←40.6万件)

今夜発表されたこれらの米指標が軒並み強い数字となったことで
早期テーパリング観測が強まり
・金利上昇・ドル高・株売り が強まりましたが

その後一部報道で、インフラ計画を成立させるために
バイデン大統領が共和党との交渉において法人税増税計画緩和を提案した
と報じられ、株式は切り返してきています。

金利上昇気味でドル高なのにもかかわらず株高になってきた。
リスクオン相場ですが、金利高とドル高と株高が共存するとは。

明日金曜の雇用統計に向けてドル高が続くようなら、雇用統計前には
ドルロングは手仕舞ったほうが良いように思いますが、
(水星逆行中なのでトレンドになるとも思えない)
あいにくドルロング持ってなかったわ(笑)

ただ、ユーロロングを昨日のうちに手仕舞っていたのは助かった。。。
カナダロングでドルショート持ったままで(・・;
このポジションはアゲインストですがこれはもうちょっと粘ります。

日本株市場もワクチン接種の進展を材料に確りで
ひょっとしたら日経平均は上値抵抗を超えて新高値を目指すかも?!
というムードも漂い始めています。

世界がテーパリングを意識し始めているのに
株が強いってのは、なんだか不思議ですが
市場はまだ米国のテーパリング時期がそれほど近くないと思っているのか、
テーパリングがあったとしても株は崩れないと思っているのか。

NY時間に入る前にこんなニュースがあって
一時ドル売りとなったのですが~

ロシア、1190億ドルの政府系ファンドでドル保有をゼロに-制裁を警戒
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-03/QU4EOGT0G1L101
ロシアは政府系ファンド「国民福祉基金」のドル保有をゼロにし、
ユーロと人民元、金に振り向ける計画

これはこれで、結構大きなニュースだと思うのですが、
今は米国の金融政策や財政政策のほうがマーケットの主軸である、
ということか。後々効いて来る材料だと思っています。

基本スタンスはユーロロング狙いですが、まだ早いかな。
明日の雇用統計でドル高が加速する可能性もゼロじゃない。
ポジションはドルカナダショートのみのままです。

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今週のひろこのWeeklyGOLDはプラチナにフォーカス。

「環境」銘柄のプラチナ。
4期連続で供給不足ですがまだまだ安いです。

<WPICプラチナ四半期レポート>
『プラチナ更なる供給不足』
https://youtu.be/a4q5AdBgyik
◆水素経済の到来
◆世界の排ガス規制強化の影響
◆パラからプラへの代替進む?

解説:貴金属スペシャリスト 池水雄一氏

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今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
エネルギーアナリスト 大場紀章氏。

エネルギー業界では「ブラックウエンズデー」と
呼ばれている5/26(水)

エクソンモービル、シェブロン、ロイヤル・ダッチ・シェルに
脱炭素、環境配慮の圧力が・・・・

実は2015年からすでに石油産業への投資は減少に転じており、
これがもとに戻ることはなさそう。
となると、この影響が出てくるのはそろそろです。

カーボンニュートラル政策は原油価格を押上げてしまいそうですが。
さて日本はどうなる?

<IEA石油投資ゼロの衝撃>
『石油業界の脱炭素化 その弊害と代償』
https://youtu.be/GNYK9WVQwm0
・世界の石油需要は伸びている
・日本のリスク
解説:エネルギーアナリスト 大場紀章氏

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