2021年7月7日水曜日

 豪州も小幅ながらテーパリング開始を表明しました。
9月以降に債券購入金額を減額します。

豪中銀がQE縮小開始へ、11月半ばまで週40億豪ドル-YCC対象維持
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-06/QVT388DWRGGA01
・政策金利過去最低の0.10%に据え置き
・債券購入、9月終了予定を11月半ばまで期間延長も
 買い入れ金額は週50億豪ドル⇒40億豪ドルへ縮小
・YCC対象目標24年4月召喚債のまま維持=利上げは24年4月以降か

これを受けて豪ドル上昇する局面も。

ただテーパリング開始とはいえ、9月以降ですし、金額も小幅ですし
利上げ時期は24年までない、ということが確認されたわけですので
米国の早ければ22年にも開始の観測があることと比べれば
これが豪ドルを買う材料としては弱すぎます。

ということで、当初戦略通り豪ドルを売り直しています。

豪ドル0.7566ドルS
豪ドル円83.88円S

ショートした直後に踏み上げられ、カットしようかどうか悩みましたが
ちょっと我慢してよかった・・・
というのも豪ドル上昇の材料がRBAではなくて、NZドルの上昇に連れ高した
ものなんじゃないか、と考えられたためです。

NZのASB銀、中銀の利上げ開始時期予想を11月に前倒し
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2021/07/334509.php

ASB銀行のアナリスト、
利上げ開始時期の予想を22年から21年11月に前倒し
インフレと需要の指数は非常に強く、NZ準備銀行(中銀)が
あまり長く待つわけにはいかないことが一段と明確になったとしています。

インフレが加速するリスクにNZは利上げを迫られるだろう、
という観測ですね。

※NZインフレ率


豪州のインフレ率はというと、、、NZより低い。

ということで、利上げはNZのほうが早い可能性が大きく
豪州の利上げは遅いとなるなら、NZドル買いの豪ドル売り
オージー/キウイのショートがいいんじゃないか、と思った次第で
NZ円を買ってしまったの・・・・。

キウイ円78.51円ロング

これが今見事にアゲインスト、、、
NY時間からオセアニア通貨崩れています(T_T)
高値づかみだたった?!

このロングは今日の安値である77.30円近辺を
下回るようなら損切りします。

豪ドルショートを伸ばしてカバーすることにします。

◆また先週から揉めているOPECプラスの会合ですが
話合いが昨日5日に延期されていたものがまたもや延期に。
UAEがゴネているようで、話合いがまとまりません。

何故か原油がこれを受けて「供給不安」から上昇などという
解説とともに上昇していましたが、何を言う~です。

協調減産の足並みが揃わなかった時って原油は暴落してきた過去が。

足並みが揃わない⇒OPECが機能しない⇒各国が勝手に増産し始める

象徴的だったのが去年、コロナ禍での減産協議決裂で
サウジアラビアが逆ギレ増産表明したことで原油が暴落し
マイナス40ドルを示現する事件となりました。

2015年の原油急落もサウジが減産協議に乗らなかったことが一因。

というわけで、まだ話合いで合意の望みは失われていないものの
合意できずにどこかの国が勝手に増産し始めたら
いくら足元でコロナ禍からの脱却で需要が旺盛であっても
原油の暴落リスクは避けられないと思いますので警戒が必要です。

そもそもの今の原油高はOPECのプラスの協調減産があってこそ、です。
いくらでも原油は増産できるわけですから、
協調減産の足並みの乱れはよろしくありません・・・。

ということで、コモディティ市場の最後の砦のように上昇を続けていた
原油まで崩れてくれば、資源関連通貨が崩れるリスクでもありますね。

※原油やはり崩れてきたか?


ということで、先程ポンド円も売ってみました。
152.68円です。
カナダ円のほうが良かったかな・・・
ポンドのほうがチャート的に失望の下落が大きそうだったので。

どちらも産油国ですね。

為替市場全体でみると「ドル高円高」です

※通貨インデックス一覧

つまりリスクオフっぽくなってきてるってこと。

※VIX 小幅に上昇してきた

※ダウも高値超えに失敗する形状?


※米10年債利回り またまた低下

金利は米国だけでなく主要国債券利回り軒並み低下しています。
リスク警戒から債券市場に資金が集まっているのかと思われます。
しかし、この状況で世界はテーパリング、利上げに向かっているって
違和感しかありません。
金利がみるみる低下する状況って景気回復を見込んでいないともいえますね。

株などリスク資産の下落リスクに注意。

そうそう、マクロ要因ではないのですが
日本株市場、8日~9日に8000億前後の売りが出る観測で
弱いってのもあります。

主要ETFの決算絡みで分配金支払い為の換金売りが出るため
株式市場上値が重くなりやすい、例年のイベント。

◆ETFの分配金総額◆
19年約6300億円
20年約7200億円
21年約8300億円 前年比15%増過去最大。

今年は
8日決算日の約3300億円、
9日は約5000億円規模の売り観測があります。

ということで、日経平均CFDを28487円でショートしています。
豪ドル0.7566ドルS
豪ドル円83.88円S
ポンド円152.68円S
ポンドドル1.3859ドルS

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