2021年9月10日金曜日

 さすがに日本株の上昇の勢いは鈍ってきましたが
高値圏を維持したままメジャーSQ。

日経平均は9営業日ぶりに反落。
173.02円安の30008.19円 3万円大台維持。

日本株の需給、そして総裁選、衆院選はこれからということもあり
日経平均CFDのロングは継続しています。

今夜の米株は小幅安、これまで上昇の勢いは全く感じられず。
やはり米国の金融政策の転換を意識する動きなのでしょうか。。。
米株は9月、下落リスクが高いように感じています。

為替市場は一筋縄では行きませんねぇ、、、
リスク回避ならドル高のフェーズか?!と思っていますが、
今日はECB理事会でのユーロの値動きに引っ張られたかな。

※通貨インデックス一覧 今日はドル高ユーロ安

◆ECB理事会
・政策金利の据え置き(予想通り)
・パンデミック資産購入プロブラム(PEPP)の買入れペース減速
・PEPP購入は少なくとも23年末まで再投資
・APPは月EU200億ユーロのペースを継続

ラガルド総裁
「PEPPの購入ペース減速はテーパリングではなく、微調整」
「ECBは次の動きについて議論していない」

テーパリングではない、とECBは主張していますが
買い入れペース減速はテーパリングですね。
ただ、具体的な縮小幅や時期についての言及はなかったことと
PEPPが予定通り22年3月で終了するのかも声明文では示されず
QEの期限についても不透明です。

ロイターが関係者の話として
購入目標は現行の月800億ユーロから月600ー700億ユーロへの
縮小を検討していると報じていますがECBの発表ではありません。

というわけで、為替市場ではユーロ買いには反応しませんでした。
ユーロ円が大きく下落しましたね。
私が売っていたのはユーロドル・・・・

ドル円が下落基調にあったため、円高につれてクロス円での
ユーロ下落のほうが大きくなったようです。

これは円高なのかドル安なのかが迷う動きですが
今夜は米長期金利がまたしても低下傾向で、
どちらにしてもリスク選好相場ではなさそうなムードではあります。
(日本株市場以外)

日経日経平均CFD27829円+29718円L、
豪ドルドル0.7389ドルS 
ユーロドル1.1849ドルS 継続です。
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貴金属スペシャリスト 池水雄一氏

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