注目された米国のインフレ指標CPI、強めの数字が出ました。
9月消費者物価指数(CPI)前年同月比 5.4%(予想5.3%:前回5.3%)
前月比 0.4%(予想0.3%:前回0.3%)
米消費者物価指数、9月は予想上回る伸び-インフレ圧力長期化
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-13/R0X1FSDWRGG401
いよいよ帰属家賃も動き出した 0.2→0.4% と注目されていますが
帰属家賃とは持ち家の人の家を家賃換算した数字で
実際の家賃とは異なるGDPやCPIなどを算出する際に使用される概念ですが
これが動き出すとしばらくトレンドが続くとされています。
要はインフレの持続性が高まっているということ。
アミンさんのツイート。
https://twitter.com/aminimaz/status/1448279981352636425
ところが金利は下落。
事実売りってことでしょうか?
どうも需給面から、債券買いが旺盛だったとの指摘が。
今夜、米財務省は240億ドル規模の30年債入札を実施。
最高落札利回りは2.049%。応札倍率は2.36倍で、
過去6回入札平均の2.31倍を上回り需要が強いことが確認できた
ということのようですが、需給面からの金利動向を読むのって難しいわね💦
※米長期再利回り
インフレは一時的とのFRBの見解には懐疑的な見方が広がりつつありますが
前年同月比5%を超えるインフレ率でも長期金利は1.5%台で落ち着いているわけで
それじゃ株が売られるわけがないよね、ってことで米株は反発基調にあります。
序盤はアップルの減産報道などを受けて米株市場全般軟調スタートだったのですが。
アップルは「iPhone13」生産目標下げ方向、半導体不足で-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-12/R0VRXCDWX2PT01
※米株 S&P500
為替市場では金利低下を受けてドル安です。
ドル円の上昇は一服ですが、クロス円は強い。
ドルストレート通貨でドル安他通貨高なので、
クロス円はこちらに連れ高となっているんですね。強い。
※ドル円とクロス円
※人民元ドルとドルストレート一覧
今夜はこんなニュースがある中でも天然ガスが反発基調にあります。
ロシアは欧州が必要なだけのガスを供給する用意-プーチン大統領
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-13/R0WZLDDWLU7101
※天然ガス先物
エネルギー高はそう簡単に解消しないと思います。
よって、円安基調も続くのでは?
今夜はFOMC議事録が出てきますが(まもなく)
注目度はそこそこありますので、金利が動くかも。
現時点ではポジションはすべて継続です。
ポンド円151.60円L
カナダ円 88.20円L
豪ドル円 80.74円L
ドルカナダ1.2626ドルS(カナダロング)
日経平均CFD27410円L
今日のひろこのWeeklyGOLDは
エモリファンドマネジメント代表 江守哲氏に
スタグフレーション下のアセットクラスなどについて解説いただきました。
スタグルレーションになるかどうかはまだわかりませんが
インフレ圧力が強いことは明白ですね。
【ひろこのウィークリーゴールド】
エモリファンドマネジメント 江守哲さん登場!
<スタグフレーションに警戒感>
『原油高騰とゴールドの役割』
https://youtu.be/ZFp7QsCFSm0
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