わぁぁドル全面高です。
※通貨インデックス一覧
米金利が軒並み上昇しているから。
※米国債利回り一覧
今夜のトリガーは一連の経済指標の強さ。
■米・10月小売売上高
前月比+1.7%(予想:+1.4%、9月:+0.8%←+0.7%)
自動車除く)前月比+1.7%(予想:+1.0%、9月:+0.7%←+0.8%)
■米・10月輸入物価指数:前月比+1.2%(予想:+1.0%、9月:+0.4%)
サプライチェーンの乱れから米小売店はクリスマス商戦を
前倒ししているという話は聞いていましたが
10月からクリスマスショッピングしちゃうのね。
インフレ傾向ですし心理的には早め早めで買っておこうという
マインドが強いのかもしれません。
そして鉱工業生産も強い。
■米・10月鉱工業生産:前月比+1.6%(予想:+0.8%、9月:-1.3%)
■米・10月設備稼働率:76.4%(予想:75.9%、9月:75.2%)
景気いいじゃない。
そして今夜は要人発言も金利上昇に拍車をかけたか。
■ブラード連銀総裁
「テーパーを加速するなど、よりタカ派的に行動すべき」
「テーパリングを月額300億ドルに増額すれば来年3月末までの利上げが可能となる」
「2022年に2回の利上げを予想している」
「テーパー終了前の利上げも可能」
来年3月までの利上げですって~
しかもテーパリングが終わっていなくても利上げできる!と。
かなりのタカ派発言ですが、ただブラードさんって
割と豹変するタイプなのでそう慌てなさんな、って感じもあるんだけど
それにしても、今夜は指標が強かったのでドル高に拍車をかける展開に。
ということで、ドル円は再上昇。
ユーロドルはご覧の下落。
意外とポンドが踏ん張っているのは、来月の利上げの可能性が
強まったためです。雇用統計が良かった。
英・7-9月ILO失業率:4.3%(予想:4.4%、6-8月:4.5%)
英・7-9月週平均賃金:前年比+5.8%(予想:+5.6%、6-8月:+7.2%)
英・7-9月雇用者数増減:+24.7万人(予想:+19.0万人、6-8月:+23.5万人)
英・10月失業保険申請件数推移:-1.49万件(9月:-8.59万件←-5.11万件)
※英失業率推移
BOEベイリー総裁は利上げを見極める最終的な判断材料の一つとして
「労働統計」を挙げていましたが、この数字なら金利を上げない理由はない。
というわけで12月利上げの可能性が強まったことで
今夜の全面ドル高基調の中でポンドもしっかり。です。
今日はRBAの議事録要旨が出てきたのと、老総裁の発言が報じられていますが
これまでの24年前には絶対ない、というトーンだったのが
23年の利上げに含みをもたせる発言になっています。
しかし今夜は米ドルの強さにはかないませんね。。。
豪ドル円83.62円。ロングは継続していますが
今日はドル円を114.33円で
ポンド円を153.18円でロング参戦しています。
※ポンド円月足 レジスタンスは超えている?
後は200SMAを超えてくれればスケールが大きい上昇トレンドに(期待)
日経平均CFD27410円L 継続。
金利上昇でも今夜の米株、崩れていませんし
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