1・中国が0.05%利下げ 1年8カ月ぶり
2・トルコの主要株価指数が一時7.1%安、サーキットブレーカー連発
3・オランダ19日~ロックダウン
4・マンチンショック?2兆ドル税制歳出法案に暗雲
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1・中国が0.05%利下げ 1年8カ月ぶり、景気停滞に対応
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM17CQQ0X11C21A2000000/
利下げしないとならないほどに中国経済の失速が著しいということでしょうか。
西側諸国が「利上げ」に舵を切る中、緩和方向の決定です。
来年2月には北京五輪。
あまり情報はないのですがオミクロン感染者もでているようです。
流石にこのまま放置できないということで、不動産バブル潰しにも
ちょっとブレーキを踏んだか。
しかし、これを受けても中国株は騰がりませんでした。
※上海総合指数
※香港ハンセン指数
2・トルコ大統領が利下げ継続表明、イスラムの教えに基づくと主張
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-19/R4DSKPDWRGG001
こんな事を言っているからトルコからの資金流出がとまらないのですが、、
トルコの主要株価指数が一時7.1%安、サーキットブレーカー連発
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-20/R4F0DPDWLU6Y01
トルコ発での地政学、あるいはマーケットのショックというのも
全くないとは言えません。
トルコの場合は特別リラ安の要因もありますが
他の新興国は、米国のタカ派シフトでドル高自国通貨安が進むことで
インフレに苦しむ構造がさらに強まると考えられ
政情不安などにも繋がりかねません・・・。
3・オミクロンが世界で急拡大、オランダは年末休暇前にロックダウン
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-idJPKBN2IY0KR
ドイツも行動制限など規制強化に動く模様。
シュルツ独首相は「一段の規制強化を準備している」とコメントしています。
となるとドイツ経済の先行きも懸念されますが、こんなニュースも。
ドイツ経済は今四半期にマイナス成長も-連銀月報
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-20/R4EUNTDWLU68
オミクロン拡大に伴う人流の抑制が愚弟的になってきたことで、
原油が下落しています。
※WTI原油先物
4・米大型歳出法案、与党有力議員が反対表明 上院通過は困難に
https://www.cnn.co.jp/usa/35181119.html
マンチン上院議員が19日、バイデン政権の経済政策の中核を占める
2兆ドル(約230兆円)規模の
「ビルド・バック・ベター(よりよき再建)」税制・支出法案を
支持しないと表明したことで、
法案の上院通過は難しくなったと報じられています。
ということもあって早速ゴールドマンが
米国経済先行きに警鐘を鳴らしています。
ゴールドマン、米成長率予想下げ-マンチン氏の法案反対で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-20/R4E52JDWX2PS01
1-3月(第1四半期)2%(従来3%)
4-6月(第2四半期)3%(同3.5%)
7-9月(第3四半期)2.75%(同3%)
今夜も米株は全面安。
※S$P500
債券市場に資金流入、米債利回りは低下しています。
来年3回の利上げを見込む国の金利が下がりだしたって変でしょ。
拙速な金融政策のタカ派シフトは景気、経済への悪影響となる、、、ということを
債券市場が織り込んでいる、、、そして株式市場も織り込み始めたところかな。
※米国債利回り一覧
ポジションはすべて継続です。
日経平均CFD28843円S
ユーロ円128.62円S
カナダ円89.67円S 89.43円S 89.11円S
豪ドル円82.01円S
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