1・米民間雇用者数、予想以上に急減
2・ECB7月利上げ観測浮上?
3・OPECプラス閣僚級会合「3月も現行で緩やかな増産で合意
4・ウクライナ、ロシア軍事侵攻リスク緊張高まる
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1・米1月ADP雇用統計:▼30.1万人
(予想:+18.0万人、12月:+77.6万人←+80.7万
20年12月以来のマイナス転落
利上げが近づいていますが、米国景気のピークアウトが懸念される
指標がポロポロ出てきています。今夜はADP雇用指数。
パンデミックが発生した20年4月来で最低の数字となりました。
オミクロンの影響で営業時間の短縮などが雇用の減少に影響した可能性が
指摘されていますが、さて、今週末の雇用統計はいかに?
今週末の労働省発表の1月雇用統計は
NFP(非農業部門雇用者数)+11.3万人予想です。
弱い指標結果で米金利は軒並み低下へ。
そして、ドル独歩安の展開となっています。
※米国債利回り一覧
一方で強いのがユーロとポンド。
2・独債利回り上昇、ユーロ圏CPIが過去最大の伸び
https://bit.ly/3GkJZwD
ユーロ圏1月のインフレ率が予想外に加速・過去最大の伸びを記録
ECBが早ければ7月に利上げを決定するとの観測浮上
※1月CPI 前年比5.1%(12月5%が過去最大だったがこれを更新)
2日の金融市場では一時、7月の10bp利上げを完全に織り込む。
12月までに30bpの利上げが決定される確率はほぼ100%織込む。
ということで欧州債券利回りは上昇中。
※主要国2年債利回り ドイツ、フランス、イタリアが急上昇中。
イタリアは日本の短期金利を上回ってきました・・・・
欧州金利上昇を受け為替市場ではユーロが強い。
※ユーロドル
1.1262ドルS/1.1255ドルSは 1.1285ドルで損切りしました(T_T)強すぎる~
ECBの利上げ織り込みが明日の理事会で一定の確信となるのか
それとも完全否定されるのか、明日のECB理事会でスタンスが
明確となりますので、ユーロがかなり動きそうです。
ラガルド総裁のタカ派シフトが明確となればユーロは吹き上がります。
その場合はユーロ買いですね、結構な大相場に発展するかも。
ハト派スタンスを継続するなら戻り売りかなぁ。。。
今日はユーロだけでなくポンドも強かったですね。
ポンドは明日のBOEでの利上げを織り込みに行く動きかと思いますが
欧州通貨が強い。明日のイベント通過までは様子見かな。
材料出尽くしで反落する可能性もあると思っていますが。。。
一方で豪ドルやキウイなどのオセアニア通貨の戻りは弱い。
キウイ円を76.005円
キウイドルを0.6652ドルで再度売り参戦しています(しつこい)
通貨インデックス一覧を眺めていると
円とスイスフランも強含んでいるのが気がかり。
リスクオフのときに買われる特徴があるんですよね。。。
ドル安ですので、リスクオフというにはしっくりこないんだけど。
今夜はダウも強いしVIX指数は21くらいまで下げているので決して
リスクオフ相場という感じでもないのですが。
※通貨インデックス一覧
3・OPECプラス、3月も供給拡大ペース維持へ-日量40万バレル
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-02/R6OH1GT0G1KX01
ノーサプライズです。
そもそも日量40万バレル増産が難しいのが実態。
1月のOPEC13カ国の供給は日量5万バレルの増加にとどまっています。
特にリビアでは武装組織による油田の妨害で日量14万バレルも生産減少。
WTI原油は今夜一時89.70ドルまで高値示現。
ただ、MACDが高値圏でデットクロスしそうなので
一旦調整がアリそうな気もしています。
3・地政学リスク、緊張続く
米軍、東欧に2000人増派へ-ドイツ駐留部隊1000人はルーマニアに移動
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-02/R6OKIYT0G1KZ01?srnd=cojp-v2
日中などに欧州向けガス供給打診、ウクライナ有事に備え-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-02/R6ONRRDWLU6U01
米国と欧州の同盟国は、日本や中国含むアジアの天然ガス主要輸入国数カ国に、
ウクライナを巡る有事の際に天然ガスを欧州に供給できないか打診
今週の【ひろこのウィークリーゴールド】
Seahawk代表 成田博之さんにゴールドの内部要因分析いただきました。
<横ばいの金相場ー個人投資家が参入か?>
『COTレポート分析からのトレード戦略』
https://youtu.be/rX4VHtmKQZM
◆NY金先物のCOTレポート分析
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