1・独長期最利回り、マイナス圏からプラス圏に浮上
2・ISM仕入れ価格が再上昇でドル高へ
3・RBA,今月で資産購入停止~オセアニア通貨強い…💦
4・英住宅価格上昇基調強める~ポンド高
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1・ドイツの金利も上昇(世界的に金利上昇傾向ですが)
ドイツ長期債利回りが2019年5月ぶり0.041%へと上昇。
マイナス金利からプラス圏に浮上しました。
今日だけで2.5bps上昇しています。
※世界の長期債利回り一覧 ドイツは最も低い位置にいるのですが0%を超えてきた
そして、短期債の上昇も注目です。
2年債利回りが一時▼0.4877%とECB中銀預金金利▼0.5を上回りました。
2015年来のことです。
ECBの利上げを市場が催促するような格好になってきた?
今日発表されたドイツの失業者数も急減しており
インフレ率、労働市場と利上げの条件は整っていますよね、ドイツは。
ドイツ1月失業者数(前月比) ▼4.8万人 失業者が大きく減りました。
(予想▼6000人:12月▼2.30万人から▼2.90万人)
ドイツ1月失業率 5.1%(予想5.2%:12月5.2%)
この市場金利上昇がユーロを押し上げたようで
ユーロドルは随分反発しました。
月末月初は特殊フローも多いこともあるかとは思いますが。
ユーロドルはレンジを下方ブレイクしているので
1.1262ドルSに加えて1.1255ドルで追加売り。
2・米ISMは景気指数鈍化より仕入れ価格再上昇に注目
米ISM製造業景気指数(1月) 57.6
(予想57.5:前回58.8(58.7から修正)
新規受注 57.9(61.0)
生産 57.8(59.4)
雇用 54.5(53.9)
入荷遅延 64.6(64.9)
在庫 53.2(54.7)
仕入価格 76.1(68.2)
輸出 53.7(53.6)
※仕入れ価格 下記グラフ緑の矢印、急反発。
21年
9月 81.2
10月 85.7
11月 82.4
12月 68.2
1月 76.1
製造業セクター全体としては1月更に鈍化、
仕入価格が急反発していることにも注目です。
コスト部分はインフレ指標ですね。
しかし、今夜は他通貨の反発基調が大きくドルは弱含みの推移です。
米株は戻り基調を継続しています。
※通貨インデックス一覧
※日本株は戻りを入れても戻り高値には売りが待ち受けている相場のようです。
今日もこんな報道が。
四半期開示の見直し、投資家や企業の意見聞き丁寧に議論-鈴木財務相
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-01/R6LK02DWRGG001
・新しい資本主義の実現に向けて政府一体で進めることが大事
ネタとしては目新しくはないのですが、この地合いで
新しい資本主義実現を繰り返しアナウンスされると心理悪化を誘引します・・・。
3・RBA,豪州中央銀行、量的緩和策終了へ
RBA, 政策金利を据え置くとともに「債券購入プラグラムを今月で打ち切り」
「量的緩和終了は近い将来の利上げの可能性を示唆せず」
「CPIが持続可能な形で目標圏内に収まるまで利上げせず」
インフレ見通し
基調的なインフレ率が今後数四半期にわたって一段と上昇し、
3.25%程度に達すると予測。その後は供給面の課題が解消され
消費パターンが正常化することで、23年を通して2.75%程度まで低下する見通し。
量的緩和終了したからと言ってすぐ利上げするわけじゃないからな!と
強調したことでRBA・・・直後は豪ドル急落も、切り返しています。
※豪ドルドル15分足
今夜はオセアニア通貨の戻りが大きいのよね・・・・
NZドルに材料はないのですが、豪ドル反発に連れ高なのでしょうか、
NZドルの買い戻しも進んでいます。
※豪ドルドル日足
※キウイドル日足
利益は確保しておきたいので
キウイドル0.6650ドルS → 0.6612ドル買い戻し
キウイ円を75.92円 → 75.92円コストでカット💦
キウイは戻り売り狙い継続ですが、売りコストを良くするために
戻り高値待ちとします。ポジションカットしたら下がったりして~(´・ω・`)
4・1月の英住宅価格は、1月としては2005年以来の大幅上昇
英1月住宅価格は前月比+0.8%(12月+1.1:予想+0.6%)
前年比+11.2%~昨年6月以来の高い伸び。
今週のBOEでの利上げが織り込まれる中、タカ派色が強まっていますね。
ポンドの買い戻しも旺盛です。
ポンドはBOEまでは様子見するつもり。
※ポンドドル日足
■OPEC oil output rises by 210,000 bpd in January, survey shows
https://www.reuters.com/business/energy/opec-oil-output-rises-by-210000-bpd-january-survey-shows-2022-01-31/
OPECの1月の原油生産量は、計画の日量40万バレル増産未達。
21万バレル増産にとどまり、19万バレル不足しているとのこと。
これも足元の原油高の背景ですね。
増産能力のない国があるということです。
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