今夜は中銀イベント!
ユーロとポンドが盛大に動きました。
1・BOE(英中銀)0.25%利上げ0.5%に~ポンド急伸
2・ECB(欧州中銀)タカ派シフト~年内利上げの可能性否定せず
3・米ISM非製造業指数、11ヶ月ぶり低水準
----------------------------------------------------------
1・英中銀、政策金利を0.50%に引き上げも判断割れる QTも開始
https://jp.reuters.com/article/idJPL4N2UE2ER
・12月に0.1%→0.25%の利上げを実施していたが、2回連続の利上げ
~2回連続利上げは2004年以来
・4人は0.5%ポイントの利上げを主張
~3月5月と連続利上げの可能性も?
~ラムスデン副総裁/ソーンダーズ委員、ハスケル委員、マン委員
・保有債券の再投資の停止決定
~保有する国債が満期を迎える3月から開始279億ポンドを再投資しない
~22~23年で700億ポンドも再投資せず
~政策金利1%でバランスシート縮小を検討
~200億ポンド社債も23年末までにゼロへ
・CPIは4月に7.25%でピークを付けるとの見通し
~12月は5.4%
これまで2回続けて利上げを実施、この後も連続利上げの観測が
強まっているほか、政策金利が1%に届けば資産縮小を検討、とのことですから
0.25%を後2回やれば1%に到達します。
3月5月と続けて利上げすればあっというまに年央には資産縮小に
踏み切る可能性が出てきました。
利上げは織り込まれていましたが、かなりタカ派色が強かったのは驚き。
上昇したところを売り参戦しようかと思っていたのですが
これは売っちゃだめですね。
1.3597ドル、、、ちょっと高いとこ買っちゃいました💦
※ポンドドル週足
通貨先物市場のショートがはけてきていますが
これが買い越しとなって積み上がっていくかどうか。
200SMAを上抜けていますので超長期的には弱くはないと思うのですが。。。
2・ラガルド総裁、ECBはインフレを懸念-3月と6月の会合が焦点に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-03/R6QFMZT0AFB801?srnd=cojp-v2
・年内利上げの可能性低いとの従来見解述べず、政策姿勢のシフト示唆
~3月/6月会合が、フォワードガイダンスの3つの条件が完全に
満たされるかどうかの判断において極めて重要
・投資家は6月の10bp利上げ、年末までに最大40bpの利上げ想定
ECB理事会後のラガルド総裁発言要旨
https://jp.reuters.com/article/ecb-policy-idJPKBN2K81W4
・理事会全会一致で「インフレの影響を懸念」
昨日のブログで
「ラガルド総裁のタカ派シフトが明確となればユーロは吹き上がります。
その場合はユーロ買いですね、結構な大相場に発展するかも。」
と書いたような展開となりました。
ラガルドさん、年内利上げの可能性を否定せずユーロが吹っ飛びました。
こちらは、その可能性が強いかも、と構えて見ていたので
1.1308ドルで飛び乗り。
ユーロ円も乗りました。129.63円。
※ユーロドル日足 凄い勢いで踏み上がったわね。
私も昨日までショートしていたものね💦怖ァ~
キウイドルショート、キウイ円ショートはぶん投げました(*_*)
欧州通貨に乗り換えました。ロング方向で、です。
高値づかみとなってしまうリスクもゼロではありませんが、、
米国の利上げを相当マーケットに織り込まれてしまったため
「新味」が有る、という意味でマーケットは欧州通貨買いに敏感に。
明日は雇用統計と言うイベントもありますが
雇用統計受けてドル高となりポンドやユーロが下がる局面があれば
押し目を拾ってもいいのでは・・・?
~現時点での妄想です、明日雇用統計までの相場次第。
というのもユーロドル日足は200SMAが思いっきり下向きなので
上昇トレンド入りとは言えないのよね。
200SMAタッチまで上昇できれば御の字。
ドル円相場は今夜のイベントでは蚊帳の外。
ドル円はまたしても膠着相場が長期化するのか?
これだけ利上げやQTの可能性を織り込み始めたというのに
115円前頭をウロウロ、120円を目指すことができないとなると、、、、
3・米ISM非製造業指数、1月は59.9に低下 11カ月ぶり低水準
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-services-idJPL4N2UE2QM?il=0
オミクロンの影響です。
昨日発表のADP雇用指数も悪かったので
明日の雇用統計も弱いかもしれません。
市場は平均時給に注目しています、ここが強ければタカ派色が強まると
考えられますが、数字の程度によるかな。
欧州、英国の中央銀行がタカ派色を強めていることで
フランス、イタリア、ドイツ、英国の金利が急上昇しています。
※2年国債利回り
※10年債利回り
今週の【ひろこのウィークリーゴールド】
Seahawk代表 成田博之さんにゴールドの内部要因分析いただきました。
<横ばいの金相場ー個人投資家が参入か?>
『COTレポート分析からのトレード戦略』
https://youtu.be/rX4VHtmKQZM
◆NY金先物のCOTレポート分析
◆為替市場の影響
日中のつぶやきはこちらで
☞ひろこのTwitter
いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ