2022年2月1日火曜日

 月末最終日。今月はリバウンド相場。
株はこの戻りでそこそこ上がりそうですね。
米株2銘柄、日本株は3銘柄だけに絞って保有していますが
全体(主要インデックス)としては戻り売りではないかと見ています。

1・独インフレ高止まり
2・明日RBA:豪州中央銀行の金融政策会合
3・BOE:英国、年内5回の利上げ織り込む(金利市場)
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1・独1月消費者物価指数速報値:前年比+4.9%(予想:+4.4%、12月:+5.3%)

独の1月のインフレ率は12月より落ち着いたようですが
+4.9%と高止まり。

今日はユーロが反発していますが、この指標というより
月末要因かな、という気がします。
月末は欧米投資家の月末「リバランス」持ち高調整により
それまでのトレンドと逆行する癖もあったりします。
ユーロは今週3日(木)のECBが最大のイベント。
ユーロドルショートは継続。

2・明日2/1RBA、量的緩和終了を織り込む

Australia, NZ dollars on the ropes as RBA enters the ring
https://www.reuters.com/markets/rates-bonds/australia-nz-dollars-ropes-rba-enters-ring-2022-01-31/

明日の利上げはない、というのが市場のコンセンサス。
(早ければ5月にも利上げを行う可能性を織り込んでいる)

今回の会合で量的緩和策、債券購入の終了が発表される
との予想が織り込まれています。

市場はややタカ派色が強まっていますので、RBA声明が
市場のタカ派的な見解を否定し、
インフレ率の予測を上方修正するも年内利上げの可能性は低い、
という従来のスタンスを堅持することで豪ドル売りとなるリスクがありそう。

3・今週のBOE会合(MPC)では0.5%の利上げ?

HSBC Strategist Sees Bullish Pound Risks Going Into BOE Meeting
https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-01-31/hsbc-strategist-sees-bullish-pound-risks-going-into-boe-meeting

エコノミストはBOEが主要金利を0.50%へ引き上げると予想。
金利市場では100%織り込んでいる。

同時にバランスシートの消極的な削減を実施すると見ています。

BoE preview: BoE set for two consecutive hikes?
https://www.cityindex.co.uk/market-analysis/boe-preview-boe-set-for-two-consecutive-hikes/

12月、BOEは8対1で政策金利を0.1%やジウrし0.25%に引き上げました。
コロナ禍、G7初の利上げに動きました。インフレ高進がその背景。
BOEは第2四半期の初めにはインフレ率が6%に達する可能性があると示唆しており
CME BoEウォッチでは市場の今週の0.5%への利上げ織り込みが100%に。
短期金融市場ではBOEが今年5回の利上げを実施することを織り込む動きに。

完全に織り込み済みであることを考えると、利上げしなかった場合の
ポンド売り圧力が大きくなりそうですね。

木曜、BOE会合に向けポンド高局面が演出されれば売ってみたい・・・。

ポジション
ユーロドル1.1262ドルS 継続
キウイドル0.6650ドルS 継続

狙っていたクロス円ショートですが
キウイ円を75.92円で売り参戦しています。
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