金利上昇をマーケットは織り込んだのか?
それとも一時の戻りに過ぎないのか・・・・
株が下げ止まり、むしろ上昇を始めたようにも見えます。
1・世界の株式反発基調に
~原油反落でインフレ警戒薄らいだ?
2・中国景気テコ入れで豪ドルに注目か
3・ロシアルーブル、ウクライナフリヴニャなどの上昇
----------------------------------------------------------
1・ダウ、S&P500、SOX指数は再び200SMA上に顔を出し上昇基調へ
流石にナスダック総合や中小型株指数のラッセル2000などは
200SMAUDUSDの下におり、グロースからバリューといったように
銘柄の選別が進められている感じは拭えないのですが
資金は米株に再び戻っているような印象。
JPモルガンなどは株に強気。
JPモルガン、株は買い時-利上げリスク十分に織り込み済み
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-07/R6XITPT1UM0Z01
昨日のSBGの決算を受けて9日水曜の日本株市場大丈夫かな、、、と
懸念していたのですが、日本株市場も全般強かったですね。
イラン核合意の復活に向けた協議が8日に再開したため、
イラン産原油の供給拡大期待から原油市況が下落したことが
株式市場の支えとなったとの解説もありますが、、、
2・中国政府系ファンドが株式買い支え、相場下落に歯止め-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-08/R6ZDN1DWLU6C01
複数の政府系ファンドが人民元建てA株購入-関係者
中国が景気テコ入れに動く期待、そして具体的に株を買い支えてきたことも
マーケット全般の心理好転に寄与した可能性もありますね。
中国の復調は、貿易相手国豪州の復調の思惑を呼びます。
中国リスクでさんざん売られてきた通貨ですので
逆流を始めれば戻りも大きくなりそうです。
ドクターカッパー、景気の先行指標ともされる銅価格も力強い上昇へ。
※銅先物日足 中国上海総合とよくにた形ですね。
一昨日のブログ
「ウクライナ有事緊張高まる中、ユーロ上昇一服?~豪ドルは買えるのか?!」で
豪ドルは買えるのか?と書きましたが買ってみました。素直に。
豪ドル円82.89円L(200SMAを終値で下回ればカット)
豪ドルドル0.7158ドルL(0.710割れでカット)
オーストラリア 入国制限を全面解除へ 約2年ぶり
https://www.fnn.jp/articles/-/311882
入国制限解除のニュースも心理好転に寄与していそうですし・・・。
3・ウクライナ有事懸念後退でリスク選好回帰???
まだ有事リスク後退とは思わないのですが
今日は番組で志摩力男氏にお話を伺ったところ、
ロシアルーブル、ウクライナフリヴニャなどリスク警戒国の通貨が
上がりだしているんですね。
※ルーブル/米ドルとフリヴニャ/米ドル
なぜかよくにた動きをするんですね。足元リバウンド中。
またユーロも下がらない。
先週のECB理事会前までは、ウクライナ有事リスクから
ユーロの強気見通しができないという指摘が多かったので
ユーロも少なからずその影響があったはずですが、下がらない。
ユーロロングを一旦手仕舞ってしまったのですが、、、
再度買ってみました。。。恐る恐るですが。
ユーロ円131.98円(火曜の安値近辺131.40割れでカット)
ユーロドル1.14285ドル(火曜の安値1.13960ドル割れたらカット)
115.37円ドル円ロングは継続。
今夜は米金利上昇が一服しています。
長期金利、8日に1.97%くらいまで上がったのですが
2%超える前に一度反落を強いられているようです。
※VIX指数も下落基調、リスク警戒が後退しているムード、、、
まだ決して安心できる環境にはありませんが、
皆が怖がっているときに買わないと買い遅れる事がよくある。
というわけで小さいポジションでちょっとづつ、リスクテイク。
ストップは浅めにおいて。
北京五輪中は大丈夫、、、ってことなのかな?
明日米1月CPI。
一部、インフレが弱まっているとの思惑が
今夜のリスクテイクにつながっているとの指摘もあるようです。
CPIは今一番注目される指標ですので、明日の相場はボラは高まるでしょう。
今週のひろこのウィークリーGOLDは
ハイテク株とゴールド
貴金属スペシャリスト池水雄一氏に解説いただいています
<インフレ・金融政策・地政学リスク>
『ハイテク株とゴールド』
https://youtu.be/3NpYjlabTCI
◆MetaとゴールドETFの時価総額
◆近年の巨大ハイテク株の急落日とゴールド ほか
日中のつぶやきはこちらで
☞ひろこのTwitter
いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。