2022年2月23日水曜日

 ロシア、行動が早い。独立承認から間髪入れずに派兵命令。

ウクライナ親ロ派地域ドネツクに軍車両の隊列、ロイター記者が確認
https://jp.reuters.com/article/ukraine-witness-idJPKBN2KR02H
ロシア上院、ウクライナ東部への軍派遣承認 大統領の要請受け
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-military-idJPKBN2KR1U7?il=0
ミンスク合意は存在せず、ウクライナ側が放棄=ロシア大統領
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-military-idJPL4N2UX46T?il=0

ドネツク、ルガンスク人民共和国にとどまらず東部全域~首都キエフへと
侵攻していくつもりでしょうか。

米国、EUはロシアへの経済制裁を発動。
ただしドネツク、ルガンスク地域のみに留める内容。

米、まず親ロシア地域に制裁 独立承認に対抗
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN21D3K0R20C22A2000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1645477711
~「今回の措置はロシアがウクライナに再侵攻した場合に同盟国やパートナー国とともに
準備している迅速かつ厳しい経済措置とは別のものである
再侵攻すればロシアの大手銀行への制裁や輸出規制といった強力な制裁を科す構え

段階的に制裁を強化するということでしょうか?
ロシアのさらなる侵攻を容認するようにも見えますが、、、
何が何でもロシアの動きを阻止するというスタンスではない。

ロシアは原油、ガスなど資源を保有しているから強いですよね。
EUはロシアからの全てのガス供給を断つことはできないでしょうし、
もし、それが実現できたとして中国がいい買い手になるだけでしょう。

経済制裁が全く効かないわけではないですが
ロシアもその覚悟があっても勝算ありと見て動いているんだと思います。

ドイツ、ノルドストリーム2承認停止 ロシア措置受け
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-germany-nordstream-2-idJPKBN2KR1LV
当然そうなりますよねぇ。。。。
ただ、これは完成して稼働できずにいた「2」の方の話。

ロシアへの制裁は日本も足並み揃える構え。

政府、半導体輸出規制へ調整 対ロ制裁、G7で包囲網
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022022201122&g=pol
対ロ経済制裁に向けた調整を本格化。


バイデン氏が午後2時(日本時間午前4時)にロシア、ウクライナ情勢について
記者会見する模様。何が飛び出すか。
マーケットが神経質に動くリスクがありますので注意。

東京時間、日本株市場は下落しましたが
欧州NY時間にかけては買い戻しも大きく入っています。

有事想定でのショートも溜まっていたでしょうから
ショートカバーの上昇があるのは想定内の値動き。

それが強気相場への転換というような買いによるものではないと
考えていますので、戻りは売るスタンス。
短期デロングしても十分取れる値幅動きますので
売り方が苦しい局面もありますが、最終的には景気度外視での
インフレ退治に舵を切るFRBの引き締めが効いてくると思います。

ダウ、ユーロショート継続です。
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