1・原油急落、WTI一時100ドル割れ
～停戦交渉への期待から欧州天然ガスも下落
２・米金利上昇、長期金利は2％大台へ
～FOMCに向けてドル高基調強まる
３・株に売られすぎサイン？短期反発期待も
４・ドル円一時118円台へと一段高、ユーロ巻き戻し豪ドル下落へ
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１・原油が大調整中。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-14/R8QPFHDWLU6B01
・中国の深圳市と吉林省が新型コロナウイルス感染対策としてロックダウンへ
中国はまだゼロコロナ政策を続けているんでしょうか。
オリンピック、パラリンピック終了しましたが
繰り返される都市封鎖で中国経済が伸びるはずもなく
中国需要減退の思惑はコモディティ市況を冷やす一因となるでしょう。
そして停戦交渉に期待、とのニュースに天然ガス相場も下落中。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-14/R8Q4JLDWRGG201?srnd=cojp-v2
・オランダのガス先物は一時16％安、１日以来の安値－先週32％下落
・ロシア、慎重に耳を傾ける状態に－ウクライナ大統領府顧問
これまでの経緯から今回の交渉でうまくいくとは思えませんが、
行き過ぎた相場の手仕舞い（巻き返し）の口実となっているようです。
２・FOMCに向けて？米金利全ゾーンで上昇基調を強めています。
今週はイベントカレンダーも重要。
この金利上昇にナスダック総合始めSOX指数など米株市場総じて軟調です。
ダウだけはそこそこ頑張っていますが、、、。
停戦交渉への期待、原油下落でも決してリスクオン相場にはなっていません。
米国はこの不確実性の高まりの中の金融政策の転換というチャレンジに
耐えられるのかどうか、懐疑的なムードが支配しています。
３・日本株に底入れサイン、反転なるか 高配当株に資金流入
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD144M40U2A310C2000000/
・日経平均PER11倍が下値サポートに？
・海外勢2月中旬から足元までに1兆円超を売り越し20年3月コロナショック超え
ここ数年の下値の壁がPERドル11倍だと日経。
先週日経平均のPERは11倍台へと低下しました。
3/8 PER 11.94
3/9 PER 11.97
3/10 PER 12.45
3/11 PER 12.24
3/14 PER 12.35
高配当株に資金が流入しているようです。
3月の配当権利取りの動きが出始めたか？
となると3月末までは日本株の戻りが期待できるかも。
4月以降はまた売られるかもしれませんが。。。
ただし米株が大きく崩れるようだと、
日本株のバリュエーションなど材料になりません。
今政権が成長戦略を明確に打ち出していると言うならまだしも
現実には増税を匂わせ、インフレをお願いベースで乗り切ろうという
スタンスですから日本株だけが上がるシナリオはありませんので、
まあ一つのネタとしてPER11倍まで下げたよ～ってことで。
日本株をバリュエーションから語れるのは
あくまで米株が堅調であることが前提ですね。
４・ドル円どこまで行くの～
※ドル円日足
どうも3月に入ってから115円台半ばあたりでの
日本の機関投資家の執拗な買いが確認されているようで
大学10兆円ファンドが動き出したのではないか、という指摘があります。
これがドル円を上昇させるだけのボリュームであるとは思えないのですが、
下がったところで執拗に買いが入るため
売り方が諦めてポジションをひっくり返したがゆえの急伸という流れなら
その影響がゼロとまではいえないんでしょうか・・・・？
それと、原油安、中国のロックダウンの影響でしょうか？
今日は豪ドルが売られています
停戦協議進展期待からユーロには買戻しの動き。
ということでポジションひっくり返しました。
ユーロドル 1.1073ドルS → 1.09766ドル買い戻し
EURAUD1.5052ドルS → 1.50400ドル買い戻し
EURAUDを 1.5077ドルでロング参戦
豪ドル売りのユーロ買いというポジですが
短期の戻りを狙ったもので長期で持つつもりはありません。。。
今回の下落の半値戻りの1.5400ドル近辺まで戻れば御の字。
38.2％戻りで反落する可能性もありますので
コストにはストップ置きます。
ドル円の上昇が続くならカナダ円も面白そう。
押し目を狙おうかな。
基本原油高はカナダの支援材料ですが
これまで全く反応してきませんでした。
このレンジを上に抜けたエネルギーは大きいかも。
※カナダ円日足
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