2022年3月7日月曜日

 1・原油暴騰、米欧がロシア産原油禁輸を検討
2・小麦、パラジウムなどロシア関連コモディティ暴騰
3・欧州の主要株価指数は弱気相場入り
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週明けの原油市場、窓開け急騰。

※WTI原油 15分足 週明けギャップアップ!



月足もみておきましょう。
リーマンショックの急落急反発を軽く超えていますね。
今回のギャップアップが上ひげになるかどうか・・・。
※WTI原油 月足
改めてこんなニュースに反応しちゃうってことにやや驚きました。⬇
SWIFT排除などが決められた時点で
ロシアとのデカップリングはわかっていたと思うんでうけどね・・・。

米・欧がロシア産原油禁輸を検討 ガソリン価格高騰で米消費減退リスク
https://www.pictet.co.jp/investment-information/market/deep-insight/20220307.html
・イラン核協議を巡る不透明感からイラン産原油の輸出再開も遅れる観測

これは記事中の米国、欧州の原油、石油製品のロシア依存図表。

米国は世界1~2位を争う産油国ですのでその気になれば問題ない。
ただ、バイデン政権は脱炭素、クリーンエネルギー政策を掲げて
カナダと米国結ぶ原油パイプライン「キーストーンXL」認可取り消しや
連邦政府の管理地における新たな石油・ガス開発を規制するなしてきましたので
方針転換は用意ではないと思いますが。
方針転換するなら早いほうがいいと思いますけどね。
ガソリン高=インフレが支持率を低下させていますが
このガソリン高は更に進む事態となってきました。

しかし欧州はそういうわけにはいかない。

対ロ禁輸に後ろ向き 「電気なくなる」―ドイツ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030700557&g=int
ドイツはホントにどうするんだろ。
原発運転停止時期を延長するなどしても
現在ロシアに依存している分は新たに調達先を考えねばなりません。

ロシアも追い詰める制裁は米欧をも追い詰めるということですが
日本も対岸の火事ではありません。

首相、ロシア産原油禁輸「国益基づき対応」

https://www.iza.ne.jp/article/20220307-HHXMWH5EGBMAJG7UTVJCQ5LX4U/

ロシア制裁は、国内問題ではありませんので
いつまだも検討として先送りできません。

このドサクサにサウジが原油販売価格を引き上げると言い出しました。

サウジ、全地域向け原油販売価格引き上げ-ウクライナ危機余波で

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-05/R89D07T0G1KW01
サウジ、4月のアジア向け原油販売価を大幅引き上げ
https://jp.reuters.com/article/saudi-crude-osp-idJPKBN2L402A

ドバイ産原油の平均価格に対しバレル当たり4.95ドル上乗せした水準に設定。
前月比で2.15ドル引き上げた。リ
同油種として過去最高の割り増し幅を記録。

エネルギー安全保障ってこういうことよね。
原油が取れない国は高くても買うしかないんです。

当然これは貿易赤字拡大要因=円安要因となってきます。

小麦価格も2営業日S高張り付きですので
この食料高もあらゆる均衡を不安定化させるでしょう。

※CBOT小麦先物 


そしてロシア銘柄貴金属、パラジウムも一気に史上最高値更新。
パラジウム生産世界一はロシア。
というかロシア、南アに偏在しており、他の国からはほぼ取れません。
これ、どうするんだろう??
自動車触媒はいずれプラチナシフトが進むと思うのでプラチナは買いだと思います。
ただ、半導体に使用されるパラジウムとか代替は可能なんでしょうか?・

※NYMEXパラジウム先物日足 青のラインが過去最高値
ただ、足元は米金利の急低下やリスクオフ的な地合いもあって
あまりドル円上昇の材料にはなっていませんが。
日銀審議員人事などは円高リスクにも成りうるので
ドル円は結果、綱引き状態ですね。

3・欧州の主要株価指数は弱気相場入り
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-07/R8D8MQDWLU6801
・ユーロ・ストックス50指数 
昨年11月の高値から22%下落。
このまま行けばテクニカル的に弱気相場に転じる。
つまりトップアウト。上場相場は終わりということです。
(ただ、下ヒゲが長いので戻りもそこそこ大きい可能性も。)
ロシアの影響どこまで・・・?という不安から
資金が欧州から抜けているということでしょう。
これは為替市場ではユーロが売られている理由でもありますが、

今日はユーロ円128.28円S → 124.88円で手仕舞いました。
理由は昨日のブログで。
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2022/03/blog-post_7.html

ユーロドル1.1076ドルS
豪ドル円83.94円Lはまだ継続しています。

NOTE
日銀、景気判断引き下げの方向で議論
https://jp.reuters.com/article/boj-ukraine-idJPKBN2L40YC

ロシア銀、カード発行で中国に注目-ビザとマスターカード業務停止で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-07/R8CFNYDWX2PV01?srnd=cojp-v2
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