1・FRB,5月にQT(バランスシート手記症)開始へ
2・黒田日銀総裁発言で一時円買い優勢となる局面
3・RBA(豪中銀)声明から「忍耐強く」消滅で豪ドル上昇へ
---------------------------------------------------------
1・ブレイナード理事、5月にもバランスシートを急速に縮小開始へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-05/R9VDXNT1UM0X01?srnd=cojp-v2
・インフレ圧力を低下させる取り組みが「最優先」
・バランスシートの縮小を来月にも開始する意向
明日6日に3月のFOMC議事録が発表されますが、この中で
3月の会合でかなり具体的なQTの議論が行われていたことが確認され
マーケットが5~6月のQT開始を織り込みに行く可能性がある、と
先般金融貴金属アナリスト亀井幸一郎氏とのセミナーでお伺いしたのですが
この議事録が出る前に、あの超ハト派で知られるブレーナード氏の発言で
QT5月開始を織り込む格好となりました。
QT=バランスシート縮小は、要はばら撒いた資金の回収です。
一段の金融引締策着手ということですね。
5月FOMCでは0.5%の利上げとともにQT着手となる可能性が示され
ドル金利が大きく上昇しています。
※米国債券利回り一覧
※米国主要株価インデックス一覧
しかしこれだけ急ピッチで金利が上昇しイールドのフラットニングが進み
QT開始まで織り込みが始まっている割には株価はまだ
しっかりしているようにも見えます。
インフレ率をみるに、利上げだけではなく早晩QT開始もあることは
ある程度マーケットは予期していた、ということなのでしょうか。
これを材料に今すぐ株を売る、というのは得策ではなさそうなムード。
株が本格的に崩れるのはまた別の材料が出てきてからでしょう。
それは市場が予期せぬ材料だと思います。
金利と為替は素直に反応していますので
短中期はドルロングでいいのかな。
ちょっと出遅れましたが、123.15円でドル円ロング参戦。
125円までくれば一旦手仕舞う短期ポジションで。
今日は東京時間、ドル円が一時急落する局面がありました。
ここで昨日から狙っていたカナダ円をロングしています。
2・今回の為替相場の変動は「やや急」、引き続き注視-黒田日銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-05/R9SUE4T0G1KY01
・為替変動やや急との黒田総裁発言で一時円買い優勢
衆院財務金融委員会での黒田総裁発言。
3月だけの1ヶ月で10円も円安が進めば多方面から圧力もあるでしょう、
スピードが早いと感じる、とコメント。
これに反応した為替市場ですが、
黒田日銀の基本スタンスは変わっていないのですから
こうした反応は一時的なものとなるはず、、ということで
カナダ円を98.17円でロングしました。
3・豪中銀、「忍耐強い」が声明から消える-タカ派シグナルの可能性
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-05/R9UNA6DWRGG301
・過去最低の0.10%に据え置き決定
・声明文、2021年11月以来毎回使われていた「忍耐強い」が消える
豪ドルも買えばよかったかな。。。
声明文から夏の利上げ織り込みが進んでいます。
まあ、あまりよくばりすぎないことですね。
ユーロドル1.1024ドルショートは継続です。
日中のつぶやきはこちらで
☞ひろこのTwitter
いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ