2022年5月24日火曜日

 日米首脳会談、バイデン大統領から日本の常任理事国入り支持の発言。
岸田政権、金融関係者からは人気がありませんが
ここから防衛費拡大、改憲へとコマを進め、、、ひょっとすると
歴史的転換をやってのける可能性もある?

1・ECB、7月利上げ報道が増加
2・中国大型減税も北京感染者拡大
3・日本株健闘、マザーズ反発期待
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1・ECB、7月と9月利上げは基本的に確定事項=仏中銀総裁
https://jp.reuters.com/article/ecb-policy-villeroy-idJPKCN2N91GD?il=0

ECB総裁の利上げペース、タカ派の一部当局者が不満-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-23/RCCCA7DWLU6F01?srnd=cojp-v2
7-9月(第3四半期)末までにマイナス金利から脱却する可能性を示唆
0.25ポイントの利上げを2回実施することを想定

事実上0.5ポイント利上げの選択肢を排除したことになる
タカ派の一部当局者は不満を覚えている

ECBの7月9月の利上げを織り込む形で5/12まで売り込まれてきた
ユーロが反発を強めています。

※主要国短期(2年債)金利
イタリアの2年債利回りが1%を超えてきました。
独、仏金利も上昇傾向を強めるか。
英国の金利も上昇基調にありますね。

というわけで、今日ユーロドルとポンドドルを買ってみました。

ユーロドル 1.05843ドルL
ポンドドル 1.2516ドルL

ドル独歩高の修正、株の戻り局面に合致した動きですので
対局でのユーロ売りトレンドが大転換したとは思っていません。
日足で200SMAに接近するような修正高、というイメージでおります。

それから人民元安も止まって大きく反発しています。
元高、ドル安になっているということですが
この転換点がほぼユーロドルと同じ。

※人民元/ドル
要はECB云々ではなくて単純にドル高の修正が入っている
ということにすぎないのかもしれません。

一応、中国には追加経済対策(2.6兆円規模の減税!!)
景気のテコ入れを材料視する動きもあるんですが、
ゼロコロナ政策は続いており、北京でも感染が広がっています。

2・中国、追加減税2兆6000億円 景気悪化に対応
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM23BHI0T20C22A5000000/
・年間の減税・税還付の規模を2兆5000億元から2兆6400億元に拡大。
・中小零細企業などに認めていた社会保険料の納付猶予も今年末まで延長。

しかし…
北京で今年最多99人の感染者 習主席の執務エリア近くも封鎖
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b1a6ca60bb1b73ef553f0480f2d2d3754d3c247

こんな観測も。
「ゼロコロナ」の中国、成長率で米国に逆転許す可能性-1976年以来
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-20/RC696WT0G1L001

3・日経平均、27000円大台回復

27000円台は11営業日ぶり。

政府は20日、新型コロナウイルスの水際対策を6月1日から緩和すると発表。
https://corona.go.jp/news/pdf/mizugiwataisaku_minaoshi_20220520.pdf

ウイルスを持ち込むリスクが低い国・地域から来日する場合は入国時検査を免除し、
自宅などでの待機も求めないとの指針が示され。
1日当たりの外国人入国者数の上限は現在の約1万人から約2万人に引き上げる。

ということでインバウンド関連に注目なんですが
今日は新興市場銘柄が元気でしたね。
マザーズ指数が5/12にこれまでの支持線を割り込み
このまま奈落の底へ落ちるかとヒヤリとさせられましたが
ベアトラップとなって反発。

マザーズの転換となった大底620.63Pは5/12に示現していますが
これ、ユーロドルの底と同じ。人民元は翌日5/13ということで
ドル高トップアウトの日と株式市場の反転が一致していますね。

現段階では大底をつけたとは断言できるものではありませんが
日本株市場は米国株より強い。円安効果があります。日銀相場。
今は私の個別株PFは米株より圧倒的に日本株になっています。

米株は足元で戻りを入れても中長期では戻りを売られるリスクが大きい。

ヘッジファンド、成長株からのローテーション急ぐ-ゴールドマン
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-23/RCBUH0DWX2Q001

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