株、まだ下げますか・・・。
ダウは先週までで8週連続下落で大恐慌以来の連続安とされていましたが
今週も下げて記録を塗り替えるのか、、、
今夜は米経済指標が軒並み悪かったことと
写真共有アプリのSnapchatのスナップ株の決算受けた下落に押されています。
1・スナップ株急落、Q2売上高と利益の見通しを下方修正
2・米新築住宅販売、製造業指数など景気指標の予想外の悪化
3・米株安➡金利低下➡ドル安➡ゴールド復活か
-----------------------------------------------------------
1・スナップ一時40%安、ソーシャルメディア株は時価総額20兆円消失
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-24/RCE3PIDWLU6C01?srnd=cojp-v2tt
スナップ日足チャート
そもそも昨年天井つけちゃってますが、コロナ前の水準をも下回ってきました。
これ、コロナショックの急落の安値まで下がりそうなチャート。
ARKインベストのETFなどを見ていても同様でコロナショック時の安値目前。
グロース銘柄の一角はコロナ後の金融緩和ボーナス相場の上昇のすべてを失う
結果となっています。
ARKK
2・米経済指標、景気失速の兆候
・米5月リッチモンド連銀製造業指数:▼9(予想:10、3月:14)
・米4月新築住宅販売件数:59.1万戸(予想:74.9万戸、3月:70.9万戸←76.3万戸)
・米5月製造業PMI速報値:57.5 (予想:57.7、4月:59.2)
・米5月サービス業PMI速報値:53.5(予想:55.2、4月:55.6)
・米5月総合PMI速報値:53.8(予想:55.7、4月:56.0)
新築住宅販売件数は4ヶ月連続減で、前月から16.6%減⬇
コロナショックの20年4月以来2年ぶりの低水準に冷え込んでいます。
中古住宅販売も4月は3カ月連続で減少し、20年6月以来の低水準。
これは価格高騰と住宅ローン金利の急上昇が背景。
昨年末に3%程度だった30年固定金利(週平均)は
足元で5%台前半まで上昇しています。
価格が上がりすぎると買う人が減るため、結局は価格が下る、
というのがコモディティ価格を形成する需給循環ですが
このまま販売件数の落ち込みが続けば、住宅価格も下がってくるでしょうから
いずれは景気減速と言うかたちでインフレも収まってくるかと思いますが、
今回の場合、ロシア制裁、中国のロックダウンによるサプライサイドの問題が
インフレを長期化させる可能性もあります。
エネルギー供給の再構築や中国経済活動停止による供給停止などは
金利上昇による抑制が効きませんよね。
米利上げは経済を殺す、インフレを解消しない-スティグリッツ氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-23/RCC5NQDWX2PX01?srnd=cojp-v2
3・米株安➡金利低下➡ドル安➡ゴールド復活か
米国株が再下落の様相で、債券市場に資金逃避、米金利が低下中。
※米国主要株価インデックス
※米国債利回り一覧 ドル金利が低下
これによってドル安となっています。
※通貨インデックス一覧
※ドル円 ネックラインを割れてきました。
株安、金利安でゴールドがしっかりです。
※COMEX ゴールド日足
このところウォッチしている S&P500 to Goldレシオ
レジスタンス超えてきました。終値でしっかり超えられるか注目。
ゴールド優位のフェーズ入り?!
リスク資産のヘッジとして資金が流れ込んでくるということですから
これはあまりいいことではないのですが。。。
ドル円130.38円S
ユーロドル 1.05843ドルL 継続
ポンドドルロングですが、今日発表された英国PMIの数字が悪く
ポンド売で反応。コストにおいていた逆指値がヒット、
ポンドのポジションは消滅しました。
英5月製造業PMI(購買担当者指数)54.6(予想:55.1、前回:55.8)
英5月サービス業PMI(購買担当者指数)51.8(予想:57.2、前回:58.9)
☞ひろこのTwitter
いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ