1・ロシア戦勝記念日/G7はロシア産原油輸入禁止を表明
2・米金利上昇一服?アトランタ連銀総裁発言
3・「インベスト イン キシダ」金融所得課税強化の旗降ろさず
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5/9、ロシアの戦勝記念日プーチン大統領の演説が注目されていましたが
マーケットを揺るがすものにはならず。
これに先駆けて8日、日本を含むG7首脳が
ロシア産原油輸入禁止方針を表明。
WTI原油価格は110ドルまで上昇しています。
2・アトランタ連銀総裁、0.5ポイントより大幅な利上げは必要ない
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-09/RBMB3ODWX2PU01
・ボスティック総裁
「0.5ポイントの利上げを継続することが望ましく、それより大幅な利上げの必要はない」
「「中立レンジは2-2.5%のいずれか」
今日ドル円相場は16:23に131.34円まで上昇(2002年4月以来の高値)
する局面がありましたが、現在130.30円まで1円ほど調整しています。
米10年債利回りは週明けの取引で一時3.15%台まで上昇しましたが
今夜はやや上昇一服、米金利上昇一服に連れる形でドル円だけでなく
ドル高が全般一服となっています。
※米国債利回り一覧
ただし、人民元に対してはドル高が継続。人民元下落止まりません~人民元安が加速、ドル高は継続しており全般にドル金利上昇、ドル高の流れが
変わる材料が出てきたわけでもありませんし
週明け月曜の日本株市場、そして今夜の米株市場も株式市場下落が続き
リスクオフムードは続いていることから
キウイドル、豪ドル、ポンドドルショート継続しています。
やはり6月スタートの米国のバランスシート縮小もリスク資産からの
資金流出を加速させる大きな材料です。
ビットコインの下落も大きく、コモディティではロシア銘柄として
3月急騰したパラジウムがコロナショック時に相当する下落に見舞われています。
※ビットコインドル日足 足下売り加速
※パラジウム先物 週足 現在、コロナショック下落と同値幅程度下落中
※ハイイールド債価格 下落止まらず(つまり利回り上昇中)
また、インドからも資本流出が続き、インドはルピー安防衛の介入実施。
インド中銀がルピー防衛、外為市場に全面介入-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-09/RBM2QADWLU6H01
ドル金利上昇が多少鈍くなっても
リスク資産からのキャッシュ化=基軸通貨ドルへの転換が継続、
結局ドル高基調は続く、、、ということになりそうです。
ドル円に関しては
皆が一斉に140~150円予想に傾き始めたことは具合が悪いのですが。
3・金融所得課税強化の検討、投資環境損なわないよう配慮=官房長官
https://jp.reuters.com/article/matsuno-taxation-idJPKCN2MV0I2?feedType=RSS&feedName=businessNews&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
ロンドンで資産所得倍増計画「貯蓄から投資へ」のスローガンを
打ち上げた岸田政権ですが、早速矛盾が、、、
投資に回った資金からはしっかり増税することも検討。
これでは2000兆円の金融資産が投資に回るとは思えません(泣)
資産所得倍増プランはNISAの拡充が柱?
わざわざ海外で英語でインベスト イン キシダ と呼びかけて
海外投資家を呼び込もうと働きかけておいて、
NISA拡充以外に具体的プランが無く、増税セット??
日本株市場に投資を呼び込むなら増税はもってのほかです。
ちょっと期待したんだけどやっぱり駄目かなぁ(´・ω:;.:...
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