2022年6月28日火曜日

米金融引締めのペースが緩やかになるという思惑なのか
単純に半期末りバランス思惑での買い戻しなのかはわかりませんが
週明け27日(月)日本株市場は全面高の様相。
中国株市場は強気相場入り期待も出ているようです。
米国株は全般小幅安の展開。

1・中国株強気相場入り目前?
2・金利再び上昇、ドル円クロス円堅調
3・円高予想もちらほら…
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1・中国株、強気相場入視野

中国株上昇、強気相場入り視野-香港ハイテク株指数は4カ月ぶり高値
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-27/RE4PT9T1UM1201?srnd=cojp-v2
CSI300指数は4月の安値から17%余り上昇と、大きく回復。
安値からの上昇率が20%以上になると強気相場入りと見なされる。

※CSI300指数
上海証券取引所および深セン証券取引所に上場しているA株のうち
時価総額および流動性の高い300銘柄で構成された株価指数


どうなんでしょうねぇ、、、
米国テック市場がベア相場入りしていますが(足元は戻り局面ですが)
中国が強気相場入りできるものなのか?
中国のインフレ率が低いため緩和余地があるということのようですが
確かに米国は引き締め強化でさらなるマネー流出が警戒されていますので
どこかがその受け皿になると考えれば、、、日本じゃないの・・・?
まあ、中国株はバリュエーション的に魅力が大きいのかもしれません。

2・米金利はじめ世界の金利再上昇?
  注目は30日(木)米5月PCEデフレーター

※米国債利回り一覧


※主要先進国長期債利回り比較
こうなってくるとドル高、他通貨高で
YCC政策で金利を固定している日本の円が売られやすくなる。

というわけで、今日はドル円がジワリ上昇、
クロス円が全面的に強い。

クロス円ショート、買い戻しました・・・

ユーロ円
143.06円143.43円ショート ➡ 142・93買い戻し
ポンド円
165.82円、166.10円ショート ➡ 166.03円でカット

今週はリバランスなどもありますのでノーポジで様子をみることに。

金利上昇が続くか否かは今週30日の米経済指標が重要。
30日(木)
米5月個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)予想 前年同月比 6.4%

これが強い数字となるようなら、金利が上がり株の楽観には冷水となるでしょう。


2・円高予想もちらほら

今日は双日総研の安田佐和子氏のツイートがバズってました。
@MyBigAppleNY
https://twitter.com/MyBigAppleNY/status/1541248547546628097

ゴールドマンの景気後退奈良園がヘッジになるというのは5月に
ブルームバーグが記事にしていましたね。

ゴールドマン、円はリセッションヘッジとして有望-「かなりの価値」(5/11)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-11/RBP3RCDWLU6B01
円はドルに対して20-25%過小評価、低コストのヘッジに

バンカメは日銀のタカ派化があれば9,90円ですって~(汗)

円の適正価格は90円74銭、日銀がタカ派に転じれば下支えに-BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-26/RE0VVVT0AFB401
対円だけでなく、ドルはG10通貨全般に対し過大評価されている

またデフレに戻ってしまいますね。
そんな事があってはならない、というのが今の黒田日銀体制。
心配は無いかと思います。

個人的には米金利がこれ以上 上がらなくなってドル円下落、
というシナリオはありそうだと思っているのですが
それもこれも米国のインフレ次第です。
インフレ更に上昇すれば金利は更に上がっていきますので円高にはならない。
インフレがピークアウトして沈静化するなら
ドル円も下がってくる可能性がある、という話です。

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