1・英ジョンソン首相辞任表明、ポンド巻き戻し上昇へ
2・世界の長期金利反発、株/商品も下げ止まり反発へ?
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1・ジョンソン英首相が辞任表明、与党は10月初めまでに新党首選出
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-07/REN5L3DWX2PU01?srnd=cojp-v2
・7日、国民向け演説で辞任を表明
・新指導者の準備が整うまでは暫定首相としてとどまる意向
昨日のブログで取り上げましたが、こんなに早く辞任表明に追い込まれるとは。
そしてその場合、ポンド高となる局面があるだろうとしましたが
実際ポンドの買い戻しが旺盛です。
ドルストレート通貨一覧 日足
ポンドはじめオセアニア、カナダドルなどが反発する展開に。
しかしユーロは弱いままですね。
クロス円通貨一覧 日足
ドル円が膠着、全く動きが見られない中、
ポンド円、オセアニア、カナダ円などのクロス円通貨が反発。
ユーロドルが弱いのでユーロ円も弱い展開。
しかし、このポンド巻き戻しも一時的なもので終わりまた下がってくると思います。
ジョンソン首相が辞めたからといって、次期首相が英国の高インフレ、
景気減速を解決できるというものではありません。
今日のポンド上昇はショートカバーによるものでしょう。
ポンド円164.99円S
ユーロ円142.22円S
ユーロドル1.0439ドルS
キウイドル0.6226ドルS ポジション全て継続です。
2・世界の長期金利反発、株/商品も下げ止まり反発へ?
主要国の長期金利一覧米国の国債利回り一覧
低下が止まった?
過度なリセッション警戒が和らいだというのか。
昨日はISM非製造業景況指数が予想より良かったのですが
それだけでセンチメントが変わるというものでもないでしょう。
米長期債(10年)利回りより2年/3年/5年/7年債利回りが高い。
逆イールド発生していますので遅かれ早かれリセッションは到来します。
6月の半期末から7月下期入りのタイミングではリバランス他、
ファンドの解約の影響があったのではないか、と岡崎良介氏。
証拠金取引によるレバレッジ解消が原油やGOLDなどの
商品市場の下落の背景にあるのではないか、
リセッション警戒によるものだと決めつけてかかると
ここから起こるであろうリバウンドにやられるリスクがあるので危険との見解。
需給、ファンダメンタルによるものではないなら
原油はポジション整理が済んだらまた上がってくる可能性があるということですが
早速、今夜100ドル割り込んでいたWTI原油は104ドルまで反発中。
コモディティ市場も今日は全般反発基調にあるようですね。
※コモディティ
※貴金属4商品 GOLDのみ反発力が弱いのはドル高のせいか。
NOTE
米貿易赤字、5月は1.3%減の855億ドル 輸出が過去最高
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-tradefigures-idJPL4N2YO2Q0?il=0
中国外貨準備、6月は3.071兆ドル 予想以上の減少
https://jp.reuters.com/article/china-economy-forex-reserves-idJPL6N2YO073
コラム:物価上昇3%に現実味、5つの押し上げ要因 政府・日銀の対応に影響
https://jp.reuters.com/article/column-kazuhiko-tamaki-idJPKBN2OI0CG
・今年後半から来年にかけCPI前年比上昇率が3%台に乗せる可能性がかなり高い
今週のひろこのウィークリーゴールドは
マーケットエッジ代表 小菅努さん。
<金価格は夏に上昇し易いアノマリー>
『G7 ロシア産ゴールドの禁輸で、どうなる金市場?』
https://youtu.be/oUHeqqfnUUA
G7でロシア産金の禁輸が決定
ロシアは世界第3位の金生産国。さて金市場に及ぼす影響は・・・?
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