2022年8月11日木曜日

 ドル円、下方向に大きく動きましたね。

米CPIは予想以上に減速、エネルギー価格低下-利上げ圧力緩和
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-10/RGEG45T0G1KX01?srnd=cojp-v2

前月比 0.0%(予想 0.2%:前回 1.3%)
前年比 8.5%(予想 8.7%:前回 9.1%)

コア・前月比 0.3%(予想 0.5%:前回 0.7%)
コア・前年比 5.9%(予想 6.1%:前回 5.9%)


ガソリン価格:前月比7.7%低下(下げ幅は2020年4月以来の大きさ)
公益サービス価格:前月比3.6%低下(09年5月以来の大幅な下げ)
ホテル宿泊コスト:前月比3.2%低下
航空運賃:前月比7.8%低下(ほぼ1年ぶり大きな下げ)

食品コスト:前年同月比10.9%上昇(79年以来の高い伸び)
住居費:前月比0.5%上昇、前年同月比5.7%上昇(91年以来の大幅な伸び)

住居費、食料品などは上昇が続いていますが
ガソリン価格が大きく下落したことでCPIが予想より低下していました。

発表直後米金利が大きく低下。
長期債利回りは一時 2.675%まで下がりましたが反発しています。

初動は9月利上げ幅が0.75%ではなく0.5%になるとの思惑が
金利低下をもたらしたものと思われますが、結果、株が堅調ですので、
冷静になってみたら債権売り株買いに動いている、ということでしょうか。

そもそも8.5%でも決して低いインフレ率ではありませんし
利上げはまだ続くわけですので、金利低下にも限界があるでしょう。

そもそも9月が0.5%の利上げとなったとしても
FF金利は2.75~3.00%に引き上げられるわけで、
長期金利がこのレベルより下がっていくというのは異常事態ですよね。

というわけで冷静になった米金利は足元反発していますが
インフレが仮にピークアウトしてしまったとするなら
金利が本格的に上昇する材料が弱くなってしまった
ということでもありますす。

つまりドル円相場の上昇要因の一つが弱くなってしまった
ということでもあり
ドル円相場が大きく下落した、というわけです。

ドル円ショートポジション、CPI発表前に手仕舞うかどうか悩みましたが
発表1時間前くらいからドル円下落傾向が強まっていたため継続することに。

結果、大きく下げてくれたので大きな利益となりました☀
125~6円くらいまで下げるトレンドにスイッチしたのではないか、と
見ているのですが、これも米金利の反発が続くようだとそうはなりません。
今のところは利を伸ばす方向でポジション継続とします。

ドル円ショートコスト135.34円

今夜はドル独歩安です。

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