WSJのOPECプラスの増産報道、否定されました。
原油先物、下げ幅縮小 サウジが増産協議巡る報道否定
https://jp.reuters.com/article/global-oil-idJPKBN2SB1Y2
原油価格が急速に切り返し反発していたのは
サウジによる増産否定発言があったからでした。
人騒がせな。。。。
※WTI原油先物 日足 長い下ヒゲが・・・
そもそも今年は米国金融政策によってコモディティ先物市場の流動性は
著しく低下する傾向が続いており、ボラティリティが高まっています。
今年に限って言えば為替市場では利益を上げた向きが多かったようで、
この時期からは無理に新規ポジションを取らないで休暇に入るとみられ
為替市場も流動性が低下しているようです。
今日はドル上昇も一服。
特にドル売りの材料があったわけでもありませんが、
明日のNZの利上げが、市場予想より大きくなるのではないかという見方や
ドイツ連銀総裁のタカ派発言などが報じられており
多少はNZドルやユーロの上昇に寄与したんでしょうか?
独連銀総裁、12月の「断固たる」利上げと2023年序盤のQT主張
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-22/RLQY3ODWRGG001
ECBは保有債券売却を来年早期に開始し、利上げを補強すべき
ただし、景気にも配慮。
2会合連続で0.75%の利上げを決定してきましたが
これを0.5%でも強力な利上げだ、と利上げ幅縮小に道を開いたとか。
独連銀総裁、「0.5%でも強力」 ECB利上げ幅縮小に道
https://jp.reuters.com/article/ecb-policy-bundesbank-idJPKBN2SC1HW
EUは12月からロシア産原油輸入を停止しますからねぇ、、、
他の国から高い値段で調達しなくてはならないわけで
(ウクライナ侵攻後、ロシア原油はブレンド原油比較で20ドルあまり安い)
インフレは長期化するだろうと思われますが
景気への悪影響は深刻です。
というわけでこんな話も。
⬇
◆EUのガス価格上限、1MWh275ユーロで提案 23年から=欧州委
https://jp.reuters.com/article/eu-energy-gas-idJPKBN2SC1JV
・メガワット時275ユーロ(282ドル)に上限設定を提案。
(現在の約120ユーロを大きく上回る水準も夏に被った高値よりは低い)
・23年1月1日から1年間にわたり適用
発動条件:オランダTTF先物が2週間に渡ってこの水準を超え、
TTFと液化天然ガスの価格差が10日間に渡って58ユーロ以上となった場合に発動
・24日開催のEU加盟27カ国のエネルギー相会合で協議される予定
価格固定は日本でもガソリン価格に対して基準価格を超える部分に
補助金を出す政策を取り入れていますが、
ガス価格の上限を決定することが可能なのでしょうか。
明日は23日勤労感謝の日で祝日。
日本時間の流動性が著しく低下していますので
FX取引をされる方は急激な価格変動に注意が必要。
ドルロングポジションまだ持っていますが
明日もダラダラ下げ続けるようなら手仕舞います。。
今週のひろこのウィークリーゴールドは
マーケットエッジ代表小菅努氏
中央銀行の外貨準備における金保有ですが
7-9月期は過去最高の399トンの金買いが確認されました。
なぜ世界の中央銀行は外順にしめる金の割合を増やそうというのか?
また、どの国が金を買っているのか。
動画をぜひ~
https://youtu.be/Sq7J8E6lYf0
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