2022年11月16日水曜日

 1・日本7-9月期GDPマイナス成長
2・米生産者物価指数鈍化でドル急落
3・ロシアのミサイル、ポーランドに着弾
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1・日本のGDP年率1.2%減 7~9月、4期ぶりマイナス成長

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA149200U2A111C2000000/
・前期比0.3%減、年率換算で1.2%減
・マイナス成長は4四半期ぶり
・予想はプラス1%前後、ネガティブサプライズ
・GDPの過半を占める個人消費前期比+0.3%に留まり弱い
・輸入+5.2%で前期比寄与度▼0.7%
 ➡サービスの輸入が17.1%増、広告関連業務支払いが一時的に増えた影響?
・設備投資は1.5%増で2四半期連続で伸びる

ン~プラス予想がマイナスとは、、、
輸入増が主因のようですが、個人消費が弱いのも気がかりです。
増税の議論が闊達なようですが、コスト増のところに増税では
日本経済の成長は見込めません。
岸田首相には増税を封じ込めるリーダーシップを発揮して欲しいですね・・・

物価は上昇基調ですので増税機運が高まれば消費が鈍ります。

店頭物価6%高、消費に影 賃金の伸びが景気左右
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA090J60Z01C22A1000000/

2・米生産者物価指数

米・10月生産者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.4%、9月:+0.4%)
            前年比+8.0%(予想:+8.3%、9月:+8.4%)

       コア指数:前月比+0.0%(予想+0.3%、9月:+0.2%)


     コア指数: 前年比+6.7%(予想+7.2%、9月:+7.1%)
            
  サービスPPIはデフレへ。
  https://twitter.com/zerohedge/status/1592512878753497088
  
いよいよ米インフレのピークアウト感が出てきました。

コアPPI前月比0%で伸びが止まり、
内訳を見るとサービス部門はマイナスへ。

サプライズでしたので、ドル円はご覧の急落もV字回復中。5分足。

インフレのピークアウト、そして12月FOMCでの利上げ幅縮小は
10月分のCPI消費者物価指数の発表時に
すでに織り込まれてしまっていたか。

ドル円も151円台から今夜の137.65円までの下落で
売りが一旦枯れそうな気がします。
一旦反発してもレンジ相場入するのでは?

ユーロドルの反発上昇も一服しそうですね。

※ユーロドル日足
※ドル円日足 38.2%押しレベルで一旦反発できるか
米国12月利上げ幅縮小はすでにマーケットに織り込まれた。
あとは劇的にターミナルレートが下落し
12月で利上げが打ち止めになる、というところまでのサプライズがなければ
これ以上のドル売りは今回の下げ相場では難しそう。

結局のところ、ドル金利は現在すでに4%あり
主要国では最も高いわけで、そろそろドル買い戻しも入りそう。

※ドルはトップアウトしているとは思っています。
戻り局面入り、という意味です。

というわけで
ドル円139.20円ロング
ユーロドル1.0374でショート参戦。

ドル円は現在アゲインスト。
ん~もう少し下値あるのかな・・・・💦

とかなんとか書いていたら、不穏なニュースが。

Russian missiles crossed into NATO member Poland, killing 2: U.S. official
https://www.cbc.ca/news/world/russia-missiles-poland-nato-1.6652345
ロシアのミサイルがNATO加盟国のポーランドに渡り、2名が死亡。

ポーランド政府のピョートル・ミューラー報道官
トップリーダーは "危機的状況 "のために緊急会議を開いていると述べた。

リスクオフ気味になってきました。
この場合、有事はドル買いか。
アゲインストだったドル円、プラスになってきましたが
勢いはあまり強くないかな・・・。
リスクオフの円高という相場も否定できず。膠着か?
※通貨インデックス一覧
ポーランドはNATO加盟国です。
西側の反応は?

中国の感染者拡大のニュースで下げていた原油も
上昇を始めています。

※WTI原油5分足
そもそも原油市場には12月5日からEUがロシア産原油の90%の輸入を停止する
というイベントを控えている割には、価格が低迷いるんですよね。

※WTI原油日足

今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
ロンドンFXこと松崎美子氏に聞くポンド展望。

16日の 英財務省特別委員会
英中銀四半期金融政策報告書についての議会証言
17日の 財政報告は大注目です。

<経済再生が最大の課題の英スナク政権>
『英国の最新事情とポンド見通し』
https://youtu.be/i-kUgYUfplE
◎英中銀、苦しい選択
◎今週の重要イベント
◎秋季財政報告予想

NOTE
英失業率、7─9月予想外の上昇 賃金コロナ期除く過去最高の伸び
https://jp.reuters.com/article/uk-unemployment-idJPKBN2S50NZ
労働需要の鈍化。
英中銀の利上げへの期待後退からポンド軟調となる可能性。
明日は英消費者物価指数(CPI)が発表されます。

独ZEW期待指数は11月に改善、インフレピーク近いとの期待で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-15/RLDW5TT0G1KX01
独・11月ZEW景気期待指数:-36.7(予想:-51.0、9月:-59.2)

マイナスですが予想より良かったことと、前回よりかなり改善が見られるため
ユーロは上昇加速となっていたのですが、米PPI,ポーランドにミサイル着弾の
ニュースでユーロ売りが加速中。

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