今年は掉尾の一振の期待薄?
※掉尾の一振=株価が年末にかけて上昇するといった株式相場の格言
(年末に期末を迎える年金やファンドなどのお化粧買い期待とも)
株式市場上値が重くなってきましたよね。
◆日本株下落銘柄1000超、新市場で最長記録-円安トレード終了の見方
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-06/RMGBOPDWX2PW01
・値下がり銘柄が1000を超える日が5日まで6営業日連続
~4月の東証プライム市場発足後の最長記録を更新
・今年は~円安を通じて日本株を業績面から支えたのが特徴だったが、
こうした基調が転換した
悪い円安という言葉を流行らせたのは誰?
円安が米国の株価下落に対して日本株の下支えとなっていたというのに。
◆海外勢の日本株買い拡大、円高進行なら巻き戻しリスクも
https://jp.reuters.com/article/kabutocho-watcher-idJPKBN2SQ0FU
・足元の円高傾向が日本株投資のリスクとなる恐れ。
円高は、日本株投資をしている海外投資家にとって為替評価益をもたらすが、
長期投資家にとっては、円高による企業業績悪化を懸念しやすい
・TOPIX500企業の今期想定ドル/円レートの平均は約133円。
~実勢レートが近づいてきていることから為替差益による業績上振れへの期待が
後退し始めている~120円前後まで円高が進むと今期の増益は危うくなる~
黒田日銀総裁は踏ん張っていますが
世論に負けて少しでも金融政策の修正の可能性に言及することがあれば
現在の円安の修正にとどまらず、本格的な円高となって
円高がインフレターゲット達成の腰を折った可能性も。
◆金融政策の枠組み、「具体的に論じるのは時期尚早」-日銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-06/RMEW9EDWLU6A01
来週米国11月CPIの発表と12月FOMCを控えており
新規ポジションを構築し難いタイミングではありますが
ひとまずドル円相場は200SMAで反発しています。
※ドル円日足
昨晩5日は米ISM非製造業指数が予想を上回る数字で
金利上昇、ドル買いが優勢となりましたが、持続できるか疑問。
◆米ISM非製造業指数、11月は予想外に上昇 雇用が改善
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-services-idJPKBN2SP1HI
米・10月ISM非製造業景況指数:56.5(予想:53.5、10月:54.4)
いい数字ではありましたが5日㈪のNY市場では米株が軒並み安。
そして今夜も米国市場でも主要株価インデックスは軒並みげ下落しています。
足元米株が弱いのは単純にテクニカル分析の要所まで上昇していたため
テクニカル的に上値を叩いてくる向きがありそうな気がしていますが、
ダウ平均以外のインデックスは200SMAを明確に超えられずにいます。
※米株主要株価インデックス
今日はRBA、豪州準備銀行の金融政策会合がありましたがサプライズなし。
◆豪中銀、0.25%利上げし10年ぶり高水準に 追加引き締め予想
https://jp.reuters.com/article/rba-idJPKBN2SQ07W
・0.25%利上げ 政策金利3.1%へ
・8会合連続の利上げで、政策金利は10年ぶりの高水準
・今後追加の引き締めが必要になるとの見通しを改めて表明
・次回は来年2月(1月は会合なし)
・市場は政策金利が来年7月までに約3.6%でピークに達すると予想。
中銀発表前の3.5%から若干上昇
現在ノーポジのままです。
NOTE
・カナダ(10月)貿易収支:+12.1億加ドル
(予想:+9.0億加ドル、9月:+6.1億加ドル←+11.4億加ドル)
~10月貿易黒字が予想以上に拡大
~11月PMIが10月から上昇
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