今夜はキング牧師生誕記念で米国市場は休場。
18日の日銀の金融政策決定会合を控えて
やや先週末にかけて売られすぎたドル円が反発していますが
日本株は散々です。日経平均は再びアベノミクスラインを割り込んでしまいました。
1・日経平均はアベノミクス上昇トレンド終焉となるのか
日経平均月足
チャート形状、今月に悪化してしまっています。
再びアベノミクスラインを割り込んできました。
12月の日銀のYCC修正、増税路線を明確にした岸田政権のスタンスが
嫌気されているものと思いますが
今週18日㈬は日銀の金融政策決定会合。
昨日のブログにも書きましたが、12月に続いて今回もYCC修正に動く
との観測が高まっており、さらなる円高、株安の懸念がくすぶっています。
今日も日銀は長期債利回りを0.5%に抑え込むべく
2兆1000億円を超える大量の国債を購入しています。今日1日で。
・日銀 1月の国債購入額 16兆円を超え月間の最大更新
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230116/k10013951301000.html
1月に入ってからの合計は16兆円。
1月会合を逃すと次の日銀会合は3月9~10日。
日銀の方針転換を受けて買い手不在となった債券市場、
此のペースで3月まで日銀が国債購入を続けるのは難しいのでは・・・?
今回の日銀で何も変更がなかったとしても
いずれYCC修正ではなく撤廃に追い込まれるだろうと考える向きが
増えており、(4月には岸田総理が承認する日銀総裁が着任する)
円高はまだ底入れしたと考えるには時期尚早かと思うのですが
この2年のドル円上昇の半値押しまできっちり下げきって止まっています。
※ドル円 月足
ここで下げ止まれば綺麗ではありますが。。。
兎にも角にも18日日銀待ち。
2・日本市場を除けばリスク選好継続
※世界主要国株価インデックス
ドイツDAXは続伸ですね。
香港ハンセンも高止まり。
韓国KOSPIは9営業日続伸。
9日続伸は2020年8月中旬以来の長さ。
中国リオープンを材料にした資金フローとみられます。
※ナスダック・ゴールデン・ドラゴンチャイナ指数
米国に上場している中国企業で
事業の大部分を中国で展開している銘柄を時価総額ベースで構成
ゴールドマン・サックスによると、海外ファンドは
中国の金融株と消費関連株に買いを入れており、
今年の買い越し額は90億ドルを超えたとか。
また、韓国市場は半導体市況を写すとも言われますが
(サムスン電子とSKハイニックスの世界の2大DRAMメーカーの世界シェアは70%)
半導体市況~ハイテク、グロース市場も息を吹き返しそうですね。
まだ本格底入れというわけには行きませんけど。
これはSOX指数。(今夜は米国休場で動いていません)
ん~日本だけが一人負けの1年にならないといいですね。
ポジションはすべて継続です。
NOTE
企業物価指数、22年12月10.2%上昇年間では過去最高
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB138030T10C23A1000000/
■2022年12月の企業物価指数は10.2%上昇
■電力や都市ガスが全体を押し上げる状況続く
■22年の年間ベースの上昇幅は9.7%で1981年以降最高…
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