2023年1月25日水曜日

 アジア市場が旧正月で休場、アジアからの材料がない中で
今夜は欧米の製造業、サービス業PMIなどの指標で神経質な値動きに。

休場:台湾(1/20〜27日)
   中国(〜27日:30日取引再開)
   香港(〜25日:26日取引再開)
   韓国(〜24日)、シンガポール(〜24日)
  
◆英国の景気後退リスク強まる-生産は低迷、財政赤字は過去最大
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-24/ROZK1HT0G1KW01?srnd=cojp-v2
・12月の財政赤字は過去最大。金利上昇で国債費が増加。
・「労働争議や人員不足、輸出の減少、生活費の高騰、金利上昇」などが
 景気の落ち込みをいま一度加速させている
・EU離脱に関連した通商問題、労働力不足など構造問題による経済への打撃に直面

・英・1月製造業PMI:46.7(予想:45.5、12月:45.3)
                    ~6カ月連続の50割れ         
・英・1月サービス業PMI:48.0(予想:49.5、12月:49.9)
                    ~2年ぶり低水準に悪化
・英・1月総合PMI:47.8(予想:48.8、12月:49.0)

短期金融市場ではBOEのピーク金利見通しが後退、
市場が織り込む8月までの追加利上げ幅は101bpと前日の105bpから縮小。

ポンドの戻りも一服しそう。

ポンド円159.47円ロング
➡ 160.43円で手仕舞い

◆ユーロ圏経済活動、1月は予想に反し拡大-ソフトランディングに期待
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-24/ROZFROT0AFB801
・ユーロ圏・1月製造業PMI:48.8(予想:48.5、12月:47.8)
・ユーロ圏・1月サービス業PMI:50.7(予想:50.1、12月:49.8)
・ユーロ圏・1月総合PMI:50.2(予想:49.8、12月:49.3)
         ~総合PMIは50.2に上昇、昨年6月以来の50超え

◆ドイツ政府、今年の経済成長率予想をプラス0.2%に上方修正-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-24/ROZMN6T1UM0Z01

・独・1月製造業PMI:47.0(予想:48.0、12月:47.1)
・独・1月サービス業PMI:50.4(予想:49.5、12月:49.2)
・独・1月総合PMI:49.7(予想:49.6、12月:49.0)

ユーロ円140.65円ロング継続

◆ユーロ、対ドルで9カ月ぶり高値圏 利上げ余地を意識
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB245I10U3A120C2000000/

そして米国は~
・米・1月製造業PMI:46.8(予想:46.0、12月:46.2)予想外に上昇
・米・1月サービス業PMI:46.6(予想:45.0、12月:44.7)予想外に上昇
・米・1月総合PMI速報値:46.6(予想:47.0、12月:45.0)12月より改善

・米・1月フィラデルフィア非製造業指数:▼6.5(12月▼12.8←▼17.1)
・米・1月リッチモンド連銀製造業指数:▼11(予想:▼5、12月:1)
                   ~20年5月来で最低に悪化

・1月CBI製造業受注指数 ▼17(12月▼6)市場予想▼8をも下回る大幅悪化
   輸出受注 ▼22 (12月▼19)一段の低下
   
PMIの数字が良くてドル円一時大きく上昇したのですが(131.11円まで)
リッチモンド連銀製造業指数などの悪化を見ていってこいの急落。
ドル金利は抑制的でドル高基調にはありません。
どちらかというとドル安継続中ですが
ドル円128.72円ロングはもう少し継続してみます。
明日以降129.50円を割れるようなら手仕舞います。

米株は指標を受け下落する局面が見られましたが、切り返しています。
株式市場の強気は継続していますのでドル円、まだ粘ってみる。。。

豪ドルが堅調ですね。
0.7007ドルで軽めにロングしています。
豪ドル円ではなく豪ドルドルで。
ドル円の上昇力があまり強くないのが気になるので、、、。
ドル安気味だからなのですが、であるならばドルストレート通貨での
豪ドルロングの方がいいでしょう。

これは2週間前のニュースですが

中国、豪州産石炭の禁輸を事実上解除 関係修復へ
https://jp.wsj.com/articles/china-moves-to-repair-ties-with-australia-by-lifting-coal-ban-11673529998

これは先週のニュース

豪州産小麦の豊作、国際相場を下押し アジア市場席巻
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB128KE0S3A110C2000000/

売るものが豊富であるということは豪ドルにプラスですね。

NOTE
ニューヨーク証取、取引開始時に異例な数の銘柄が取引停止に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-24/ROZWOVDWRGG001
何があったのかな??

今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
ソニーフィナンシャルグループの石川久美子氏に解説いただきました。
オセアニア通貨、豪ドルとNZドル、どっちが上がる?

   <どう見る?2023年の為替相場>
『命運分かれるオセアニア通貨』
https://youtu.be/Tl8h7VgxHNs

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