やはり米株、大崩れとはならずに反発しそうです。
2月中は3日の1月雇用統計発表から始まる労働市場、インフレ指標の
強い数字に下落が続きましたが、PCEの下落を最後に調整終了でしょうか。
NYクローズまで見ないと反発したと断言できませんが。。。
※米主要株価インデックス
■中古住宅販売成約指数(1月)前月比 8.1%
(予想 1.0% 前回 1.1%(2.5%から修正)
■米耐久財受注、コア資本財が5カ月ぶり大幅増-設備投資が継続
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-27/RQQR01DWRGG001
・コア資本財受注は前月比0.8%増-市場予想は横ばい
・全体の耐久財受注は4.5%減、民間航空機が大幅減
~コア資本財は設備投資の先行指標とされている。
借り入れコストの高騰や景気不透明感の継続にもかかわらず、
企業は長期的な設備投資を続けていることが示唆された。
米金利上昇でも全面リスクオフ相場にはつながらないですね。
利上げできるウチは景気がいいから株は買い、ということなのでしょう。
今夜は米金利上昇の勢いは抑制的。よってドル高一服です。
そして日本株もしっかりです。
27日(月)TOPIXは小幅ながらプラスで引けています。
マザーズ指数は大きく下げていますが、日経平均も小幅安。
先週金曜の米株下落にも関わらず意外としっかりした値動き。
日本株市場の場合3月に入ると配当権利取りの資金も入ってきますね。
米金利上昇の勢いは大きく、リスク資産は買いにくいですが
あまり弱気に傾いてしまわないほうがいいみたい。
為替市場は先週までのドル独歩高の揺り戻し。
ドル高の調整が入っています。
※通貨インデックス一覧
ドル以外の通貨が上昇しているのですが
オセアニア(豪ドル,NZドル)の反発は弱い。
この点はやや気になりますね。
オセアニア通貨は主要通貨市場のリスクアセット代表です。
オセアニアの売りが続いているということは
リスクテイクマネーが為替市場から流出しているのでは。
と心配になりますね・・・。
中国リオープンによる景気押上効果が期待外れだった可能性が。
現に香港ハンセン指数(株)や人民元(通貨)は売りが続いています。
こんなムードだと豪ドルやNZドルは買いにくい。
反発が大きい通貨はポンドやユーロ。
⬇このニュースが効いています。
■英国とEUが合意、北アイルランド巡る離脱後の問題に終止符-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-27/RQQTSHDWX2PS01
これは特に英国の労働力不足や物資不足などのボトルネック解消に
つながる朗報で、インフレを沈静化させるだろうとの期待が
高まると思われます。
よって、英国景気にとってプラスですのでポンド買い、
ということに。
ポンド円を163.29円で
ポンドドルを1.2028ドルでロング参戦してみました。。。
ドル円の押し目も狙っていたのですが
足元の調整がどこまであるか見極めてからですね。
合意が材料出尽くしでポンドが上がらない可能性もありますので
ストップ注文はちゃんと置いて寝ます。
そしてユーロにも強気材料。
■ECBは24年も利上げと市場予想、独10年債利回り11年ぶり高水準
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-27/RQQFOYDWRGG401
・ECBのターミナルレート、来年2月に3.9%と市場が織り込む
・数週間前には今年7月に3.5%前後でのピークが想定されていた
・ドイツの10年物国債利回りは約11年ぶり高水準に
・米国の力強い経済指標、ECB当局者発言が金利見通し修正促す
ユーロも上がりそうなチャートです。
特にユーロ円がよさそう。
リスクを増やしたくないのでポンドだけにしておきます。
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