今夜の米国市場はプレジデンツデー休場。
よって日本株市場も、為替市場も小動きで
特筆すべき事象はありません。
市場で話題になっているのがノーランディング論。
■ウォール街、「ノーランディング」も想定-米国株は先行き不透明
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-15/RQ3G6YT1UM0Y01
ノーランディング=
金融当局がより長期にわたって
景気抑制的な政策を推進する一方で経済成長が持続する
ハードランディング➡ソフトランディング➡ノーランディングへ?!
もちろん異論もあります。
■株式市場の「ノーランディング」説は楽観的過ぎ-上昇に振り回されるな
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-19/RQB16BDWLU6801
■ノーランディングで米景気後退後ずれ、下期に株価の重しに-BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-17/RQ7XW8DWRGG001
上期はノーランディング想定も、下期ハードランディングリスク
HF勢はショートカバーからリスクテイクに動いていた模様。
足元ではノーランディングシナリオに沿った値動きに見えますね。
■ヘッジファンドがリスクオン姿勢に転じる、12営業日連続でテク株買い
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-20/RQCK4UT1UM0W01?srnd=cojp-v2
・ショートカバーの動きからロングへ、テク株巡る信頼の高まり示唆
・ヘッジファンドは「今追いかけている」-アイコンAのキャラハン氏
日本では3月の日銀会合に注目が高まっています。
■黒田日銀の最後のサプライズあるか、くすぶる3月会合での政策修正
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-20/RQ7V3CT0AFBC01
・市場にサプライズを起こす可能性が指摘されている
・7月までに金融引き締め方向に動くとみるエコノミストは、
1月調査の54%から70%に上昇
早期のYCC修正、いやYCC解除を予想する向きも増えているようですが
となると金利が急騰するリスクに備えよ、ということでしょうか、
日本の機関投資家は金利上昇に備えて日本国債を売り越しています。
売り越しに転じるというのは異例の状態ですね。
■生損保が異例の超長期債売り越し、日銀政策不透明感や金利上昇警戒か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-20/RQCSGAT0G1KY01?srnd=cojp-v2
・生損保は1月に超長期債を過去最大となる4462億円売り越した。
・データがさかのぼれる2004年以降で売り越しは06年11月以来、2回目
・12月のYCC修正後、金利上昇リスクへの警戒感が高まったため
~損切りも入ったか?
・海外勢は12月~1月日本国債を売り越し。売越額は4兆1200億円と過去最大
投機筋のJGBショートも膨らむでしょうから
3月会合で緩和維持なら買い戻しによる金利低下、債券価格上昇も
ありそうですけれど、3月が通過しても今後日銀会合のたびに
JGBショートトレードがブームとなるでしょうし、
そんな中にあって機関投資家らは買いにくい展開が続くのでしょう。
131.51円ドル円ロングは133.50円割れで一旦手仕舞うこととします。
現在まだ継続。豪ドル円91.81円ロング 継続中。
NOTE 不穏な動き・・・・
■イラン、ウラン濃縮度84%に IAEAが確認=外交筋
https://jp.reuters.com/article/iran-nuclear-iaea-idJPKBN2UU0JQ
■Iran Reportedly On Cusp Of Making Nukes Having Enriched Uranium To 84% Purity
https://www.zerohedge.com/geopolitical/iran-reportedly-cusp-making-nukes-uranium-enriched-84-purity
イランが意図的にこの物質を生成したのか、それとも同位体を分離するために使用される高速回転の遠心分離機数百台をつなぐパイプのネットワーク内に意図せず蓄積されたものなのかを判断する必要がある。
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