■FRB議長証言やCPI、米株の行方占う13営業日の4大イベント
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-06/RR2IZ7T0AFB401?srnd=cojp-v2
明日7日火曜、上院銀行委員会で行う半期に一度の議会証言
8日水曜、下院金融委員会での議会証言
10日木曜、2月分雇用統計
14日火曜、2月分CPI
今日6日月曜の米国株式市場、
高値からは値を削っておりやや利食いが旺盛な印象ですが
これだけのイベントを控えて米株市場は今夜も堅調地合い継続。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-06/RR3E65T1UM0X01
・米国株について短期的に強気。
~企業利益悪化の逆風に直面する前にまだしばらく上昇が続く余地がある
今夜はこのニュースを受けてアップルの株も強い。窓開け上昇中。
⬇
■ゴールドマン、6年ぶりにアップルを「買い」推奨-その間に株価4倍超
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-06/RR3OKWT0G1KW01
日本株も堅調でした。
日経平均は重要な節目に差し掛かっています。
このレジスタンスを超えて上昇できればエネルギーを溜め込んでいた分、
大きな上昇トレンドに発展する可能性もありそう。
TOPIXは昨年9月の高値を超えればバブル後の最高値更新となります。
これは月足です⬇いいチャート形状。
日本株の強さの背景には、
もちろん米株下落不安が薄れていることもありますが
東証の市場再編に伴う低PBR企業への
改善策開示拡充方針が示されたことも大きい。
これは1月27日の記事⬇
■低PBR企業、東証がテコ入れ 改善策など開示要請へ
1倍割れ4割、投資家の視線厳しく
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67929950W3A120C2DTA000/
企業は本格的に資本効率改善に取り組まなければならず
「市場降格」や「TOPIX除外」を逃れるためには
売上を上げる、利益率を上げる、増配する、自社株買いをするなど
ROEを高める努力が求められます。
つまり日本株は買い。確固たる理由があるのです。
ただし、米株が大きく下がるような環境では資金が逃げてしまうため
日本株も冴えない展開を強いられるのは仕方ありません。
しかし今は米株もそこそこ堅調なので、
日本株市場での低PBR銘柄の物色が盛んなのです。
株式市場がリスクオンならドル円、クロス円は上昇か?
というと、これがまた難しいところで
22年から環境は変わってしまいました。
米金利上昇が、景気悪化懸念を招くとして
米株下落の要因となってしまう環境下では
米金利上昇によるドル円上昇が必ずしもリスクオンでの上昇
ということではないですね。
昨年3月のFRBの利上げ開始から
ドル円が上がる時は米金利が上がる時であり、
これは、リスクオンとかオフとかあまり関係がありません。
ドル円は日銀が焦点となるときまでは米金利次第でしょう。
その意味では今週は明日、明後日のパウエル議長の半期に1度の議会証言と
今週金曜日の雇用統計が重要イベントとなります。
金曜は黒田総裁最後の日銀金融政策決定会合がありますが
どこかのメディアが観測記事を書くことで
ボラティリティが上がるリスクはあるかもしれませんが、
ここで政策の転換のサプライズはないと思います。たぶん。
絶対、とはいえないのが黒田さんですが。
ということで今は為替のポジションはノーポジ。
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