2023年6月30日金曜日

 ドル円相場144.89円まで上昇。
145円台が見えてきました。

連日当局者から為替市場への牽制コメントが出ていますが、
これで多少下がったところが絶好の買い場になっているようです。

為替の一方的な動き好ましくない、あらゆるオプション排除せず-財務相
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-29/RWZJA9T1UM0W01?srnd=cojp-v2

NY市場では、米経済の強さが改めて確認され米金利が上昇。
GDP確定値で相場が動くなんてこと、珍しいですけどね。
改定値から大きく上方修正されたことに市場は反応しました。

1-3月米GDP、前期比年率2%増に上方修正-個人消費が堅調
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-29/RX0LH9T0AFB401

速報値 1.1% ➡ 改定値 1.3% ➡ 確定値 2.0%(゚ロ゚)w

速報値から0.9%もの大幅修正。
GDPで米経済の強さが改めて示されたことに加えて
毎週発表される失業保険申請件数も大きく減少していたことが
さらに米金利上昇を促しました。

米新規失業保険申請、2021年10月以来の大幅減少-祝日が影響か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-29/RX0LWGT1UM0W01

ハト派のボスティック総裁は追加利上げは必要ないとの考えを示していますが、
~米追加利上げ不要、インフレの道筋踏まえ=アトランタ連銀総裁
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-bostic-pause-idJPKBN2YF1NH

今日もパウエルFRB議長は追加利上げの必要性を改めて示しています。
~米FRB議長、一段の引き締め強調 一連の経済指標好調
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-idJPKBN2YF1N4

※米国債利回り

これを受けてドル高加速。
※通貨インデックス一覧
ECBフォーラムでは、欧州、英国の中銀総裁らもタカ派発言をしていましたが
ユーロやポンドは今日大きく売られています。

景況感で米国には敵わないということでしょう。
つまりこの先の利上げに不安がない米国が
選択されていると見られます。

そしてドル円、クロス円は上昇基調継続。
これは円インデックスを見ればわかりますが、
円安トレンドが鉄板だからですね。

しかし、介入がいつ来るかわからないので
ここからロング参戦は怖い。
ロングするなら介入後、ボラが落ち着いてからでしょうか。。。

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