2023年6月20日火曜日

 今夜は米国がジューンティーンス独立記念日で休場。
21年に制定された祝日なので今回で3年目なのだそうです。

東京市場では日経平均、TOPIXが下落するもマザーズ指数が大きく上昇。
マネーの循環でしょうか、グロース銘柄も上昇してきました。

マザーズ指数の上昇寄与度が高い銘柄は
ANYCOLOR、カバーなど。
https://peragaru.net/mothers/

6月はIPO銘柄が18社も出てくるということもあり
新興株市場に資金が吸収されるだろうことが予想される中で
これまで強かった銘柄に一定の調整があるかもしれません。
日本株市場の持続力を占いそうだ、と日経記事。

■IPOラッシュ、株高持続力占う 前哨戦は「2連勝」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB167B70W3A610C2000000/

こんなニュースもありますので、調整局面があっても
大きく日本株が売られることはないと思います。

■バフェット氏の米投資会社、商社株の保有比率8%超え
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB196PO0Z10C23A6000000/
・三菱商事や三井物産、伊藤忠商事などの国内5大商社株を買い増した

為替市場、ドル円しっかりです。
ドル金利が上昇基調にあるためと思われますが、
ドル金利より上昇の勢いがあるのが英国金利。

■英2年債利回りが一時5%に上昇、2008年以来-週内の英中銀発表控え
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-19/RWHWBBDWRGG001?srnd=cojp-v2

短期金利はNZを超えて主要国では英国がトップに躍り出ました。
NZ金利は上昇の勢いが弱く、ここだけを見ているとNZドルは買えませんね。。。
※主要国2年債利回り
ポンドドル1.2675ドルL
ポンド円179.82円L
豪ドル円92.81円L 継続です。

NOTE
■米国が為替監視国から日本を除外、市場には介入懸念の声も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-19/RWHI2CDWRGG001
・日本が為替介入を行ったにもかかわらず、監視対象から除外された
 ⬇
 再び為替介入する余地を残していることを示唆している
 ・日本の除外はサプライズであり、政治的な理由があるのではないか

■円建て金地金、1カ月ぶり最高値 個人の買い意欲強く
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB191ZH0Z10C23A6000000/
円建て金は史上最高値更新。
押し目がないまま高値圏での直近レンジを上抜けました。


■エルニーニョで世界のスタグフレーションリスク増大か、4年ぶり到来
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-13/RW5YSKT0AFB401?srnd=cojp-v2
■太平洋の一部の海面水温が平年より低くなる「ラニーニャ現象」から(20~23年)
 その逆の現象であるエルニーニョへの移行する
■地球の気温は今後5年間がこれまでで最も高くなり、
 未知の領域に押し上げられる可能性が98%ある(WMO:世界気象機関)
 ⬇
・電力網への負荷を強め、停電がより頻発に発生
・猛暑は公衆衛生上の緊急事態を引き起こし・干ばつは火災リスクを増大させる
・農作物への被害や道路の浸水、家屋の崩壊などのリスク

■過去のエルニーニョは世界のインフレ率に著しい影響を与えた
 ⬇
・非エネルギー商品価格の上昇率を3.9ポイント
 原油価格を3.5ポイント押し上げた。
・ブラジルやオーストラリア、インドなどのGDP伸び率を押し下げた

例えばチリでは豪雨が誘発され銅生産に影響するリスク
地理は世界の銅供給の30%を担っている。

今年は天候要因でインフレ再加速、世界景気後退のリスクがあるという話ですが、
そうならないことを願います。。。

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