来週は、25-26日FOMC/27日ECB/28日日銀と中銀ウィーク。
特に日銀に注目が集まっています。
また海外勢が仕掛けてきているんですね。凝りませんねぇ、、、。
■120兆円ファンドが日本の10年債先物ショート-日銀の政策転換見込む
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-17/RXYQ5NT0AFB401
インサイト・インベストメント(122兆円規模)は
YCCの修正ではなく「解除」を予想。
こうした動きを受けて
先週、日本国債の10年債利回りは0.485%まで上昇
(YCC政策による上限は0.5%)
※主要国の10年債利回り比較
主要先進国の利回りは下落しているのに日本の利回りだけ上昇。
日米、日欧、日豪、、、金利差縮小でクロス円も調整が続く?
この流れが28日日銀会合まで継続するなら
日本株市場、ドル円相場は上値が
重い展開が強いられると思われますが、
仮に日銀が動かなかった場合、日本の利回りは急低下し
ドル円、クロス円が急反発する可能性もありますね。
その時は株も買い戻されるでしょう。
日銀植田総裁はG20財務相中央銀行総裁会議後の会見で
持続的、安定的な2%のインフレ達成にはまだ距離がある」などと発言。
YCC修正、解除はなさそう、、との解釈から
22時30分すぎから過ぎドル円、急反発していますが、
ただ、来週28日まで後7営業日もあります。
植田総裁の発言は一貫していてブレはありません。
それなのに、海外勢は来週の日銀でのYCC解除を予想しているわけで
今夜の植田さんの発言でそのポジションを諦めてひっくり返すとも思えず。
この7日間でさらに日銀会合に向けてJGBショート、円ロングで
攻めてくる向きがあれば、半値押しで止まっていたドル円下落が
もう一段の下落を強いられるリスクは否定できません。
※ドル円日足 3月~6月の上昇トレンドの50%押しで止まったが、、、
再度割り込むリスクは日銀YCC解除の思惑の高まり
足元で世界の金利が低下気味なのは、米国の利上げが
今回7月が最後になるのでは?という思惑からでしょうか。
■ゴールドマン、現行の逆イールドは通常と異なる-景気後退予想に異論
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-18/RXYM0JDWX2PS01?srnd=cojp-v2
■ゴールドマン、今後1年間の米リセッション確率20%に引き下げ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-17/RXY8PIDWLU6801
・リセッションにならなくてもインフレ率2%は達成できる、
さらに、
・7月FOMCでの利上げが今回の一連の利上げの最後になる、と予想。
来週のFOMC後のマーケットの反応にも注目ですね。
今夜発表の小売売上高は前月から鈍化。
・6月小売売上高:前月比+0.2%(予想:+0.5%、5月:+0.5%)
・ (自動車除く):前月比+0.2%(予想:+0.3%、5月:+0.3%)
7月NY連銀サービス業活動は前月のマイナスからゼロへと浮上。
・米7月NY連銀サービス業活動:0(6月▼5.2%)
経済指標はまちまちですが今夜はドル金利が低下傾向を強めています。
よってGOLD、ダウ平均など米株が強いですね。
ダウ平均
GOLD日足
ドル円ショートは先週、
3~6月の上昇に対しての50%調整を達成したところで買い戻しています。
ここから再度売るか悩みどころですね・・・・。
ドルカナダショートはコストで撤退を強いられましたが
今日1.3193ドルで再ショートしています。
NOTE
■ソフトランディングへ期待高まる、ビッグテックに投資殺到-BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-18/RXZF68DWX2PS01
・商品から撤退、2020年5月以降で最大のアンダーウエートに
・調査対象投資家の48%が2024年1-3月末までに
世界的な景気後退が始まると予測。
一方、19%は今後1年半は景気後退ないと回答
・最大のテールリスクは高インフレが
中央銀行がタカ派的な姿勢を維持させること
・次いで銀行の信用収縮と世界同時不況、
地政学的緊張の悪化、AI・ハイテクバブル。
・米国・欧州の商業用不動産が信用イベントの発生源として最も可能性が高い
・最も集中している取引は、大手ハイテク株ロング(59%)に続き、
日本株ロング、中国株ショート、米財務省短期証券(TB)ロング、
米ドルショート、米銀株ショートとなっている
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