調整局面終了でしょうか。
19日(水)日本株もしっかりとした上昇をみせ、
ドル円も下げ止まってからの3日間の揉み合いの上値を超えてきました。
※日本株主要株価インデックス 日経平均は23.6%押しで反発。強い。
38.2%戻りが140.22円
半値戻りが141.15円
これが下落トレンドの中の戻りにすぎないのか、
それとも上昇トレンドの大きな調整が終わり上昇開始したのかは
現時点では判断が難しいですが、短期的にはロングでよさそう。
米株もこの通り。リスクオンです。
今夜発表された米指標、住宅着工件数も予想を下回り
利上げの終焉が近いとの思惑が債券市場の利回り低下に繋がり
株式市場の安心感に繋がっている模様。
・6月住宅着工件数:143.4万戸(予想:148.0万戸、5月:155.9万戸)
・6月住宅建設許可件数:144万戸(予想:150.0万戸、5月:149.6万戸)
本当に円高のリスクが去ったのかどうかを確認するには
来週28日の日銀会合でのノーイベントが重要なのですが、
その前にも日本の消費者物価指数が発表されるので、ここには注目ね。
今週21日金曜日の8:30です。
全国消費者物価指数(CPI)前年比 前回 3.2% 予想 3.4%
(生鮮食料品除くコア)前年比 前回 3.2% 予想 3.2%
そして日銀会合当日28日(金)には東京のCPIが発表されます。
東京消費者物価指数(生鮮食料品除くコア)(前年比)前回 3.2%
昨日18日のニュースですが
日銀植田総裁がG20財務相中央銀行総裁会議後の会見で
「持続的、安定的な2%のインフレ達成にはまだ距離がある」
と話したことで、YCC解除予想で仕掛けていた向きの買い戻しが
ということでしょうか。
https://jp.reuters.com/article/japan-mof-boj-idJPKBN2YY157
といいますか、植田氏のスタンスは就任当初から一貫しており
目新しい発言ではないのですが、
この程度のコメントで慌てて買い戻すくらいなら
仕掛けてこないでよねヽ(`Д´)ノプンプン
ドル円139.50円近辺まで落ちてきたら
買ってみようかと思います。。。(今の気持ち)
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今日はポンドの下落が大きかった。
CPIが予想より鈍化が大きかったためです。
とはいえ、まだ前年比7.9%もありますけど。
■英6月インフレ率7.9%、1年余りで最低-金利ピーク6%割れ観測
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-19/RY15LWDWLU6801?srnd=cojp-v2
英6月CPI 前年比+7.9%(前月8.7%:予想+8.2%)
前月比+0.1%(前月+0.7%:予想+0.3%)
・ターミナルレート予想は6%を下回る(7月はじめ6.5%だった)
(現在政策金利は5.0%~6月会合で0.5%利上げ)
・8月BOE会合では0.25%利上げ見通し
インフレの鈍化に金利先高観が緩みポンドが下落しました。
ただし、主要国の中では英国のインフレ率は高いわよね。
ポンドはこのまま下落するとは考えにくい。
ラムスデンBOE(英中銀)副総裁
「インフレ率は大幅に低下し始めているが、依然として高すぎる」
「インフレ圧力が持続するという証拠があれば、さらなる引き締めが必要になるだろう」
ポンドドル 押し目は拾っても良さそうですが、、、
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今夜はユーロも弱く、ここから調整がはいりそうなチャート。
■ドイツ連銀のナーゲル総裁が地元紙とのインタビューで、
「ECBは来週の理事会で25BPの利上げを実施する可能性が強い」とうえで
「一段の利上げ決定は「データ次第」との見解を示したことと、
総裁と同じくタカ派のクノット・オランダ中銀総裁も
9月追加利上げは確定ではないと慎重な姿勢を示したことが
ユーロ売りを誘っているものと思われます。
ユーロは押し目買いというより売り狙いって気がしますね。
NOTE
中国不動産開発会社のデフォルト懸念再び-高利回りドル債急落
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-19/RY1496DWRGG001
・中国のドル建て高利回り債相場が急落
・ドル建て債の支払いを控えた大連万達集団が資金不足となる可能性
先般発表されたGDPも弱かったですし
中国は日本が来た道を辿っているように見えます。
ポジションは継続。
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